銀座中学校への対面公演でした。昨日の夕方から銀座中学校に伺い、21時ごろまでセッティングとリハーサルを行い、今日は朝の8時台から3回公演をさせて頂きました。
中学1年生、2年生、3年生と各回で分かれていたので、3回の公演が全てが全く違ったカラーの公演となりました。とにかく子供達が可愛くて可愛くて。それぞれ違う表現の仕方で楽しんでくれているのが伝わってきました。今回の公演はいつもの心魂の公演とは違い、子供達へのキャリア教育も兼ねての公演でした。そのため、メンバーそれぞれの今までのバックグラウンドや中学生の子供達に今伝えたいことのお話しと、1曲をお届けしました。
「道は一つではなくて、いくらでもある」「いつはじめるのでも遅くない」「一本の道を突き進んだ先に今がある」といった、メンバーそれぞれのお話を子供達が「うん、うん」と聞いてくれている姿にも感動しました。質疑応答のコーナーもあり、手をあげにくい中、1番に「好きな食べ物はなんですか?」と質問してくれた中1の男の子、凄く愛おしかったです。そして、中3の子供達からは「心魂のゴールはどこですか?」「この活動を進めていく上での葛藤は何でしたか?」といった核心をついてくるような質問も頂きました。
今回の公演はPTA会長さんの「子供達に人生には沢山の選択肢があること、道は一つではないことを伝えて欲しい!!」そんな願いから繋がりました。少しでもそんなメッセージが子供達の心のどこかに届いていたら嬉しいです。私にとっては心魂専任になってから初めての対面公演でした。素敵な子供達やPTAの皆様、先生方と一緒の時間を過ごすことができて凄く楽しかったですし、幸せでした。それと同時にメンバーの歩んできた道や思いも伺うことができて、とても新鮮な公演となりました。
「もし君が何かを始めるとする。その為には仲間が必要。でもその仲間と同じ温度で進めることは物凄く難しい事で、色んな葛藤があると思う。」そんな寺田先生の言葉に
「これまで沢山の愛を持って命懸けでこの活動を進めてきて下さったんだな。」
そんな事も感じた公演となりました。
(文:加藤伊吹 写真はリハーサルより)