• プレイヤーズ

寺田 真実

共同代表|ミュージカル俳優

個人ブログ

主な出演作品と役名

「オペラ座の怪人」ムッシュ・アンドレ / オークショナー / ブケー 「美女と野獣」ムッシュ・ダルク 「キャッツ」ガス~グロールタイガー 「壁抜け男」デュブール 「アスペクツオブラブ」マルセル

経歴

劇団四季出身 5歳から15歳まで台湾で育つ。 青山学院大学を卒業後、中国語を生かしてCITIZENグループで海外営業マンとして働く。 2000年『お客ではなく、あちらに立ちたい』と思い立ち、脱サラして劇団四季オーディションを受け一発合格。 2014年1月より心魂プロジェクトを立ち上げる。また、2015年4月より青山学院大学総合文化政策学部にて心魂の活動を大学生と進めるラボを受け持っている。

設立ストーリー

私はキリスト教の宣教師の一人息子として生まれました。
宣教師は物を作ったり、売ったりすることが仕事では有りません。
心にフォーカスを当てた家庭に育ちました。
私の両親は歴史のある飛騨の小さな教会で牧師をしていましたが
畑は世界である
と言う聖書の言葉に導かれ台湾の宣教師となりました。
「待ってる」のではなく
『 必要な所に自ら赴く 』
両親が私に見せ続けた背中
これが後に私がデリバリーパフォーマンス(デリパフォ)を生み出す土台となりました。
劇団四季在団中にあるひとりの自閉症の男の子がミュージカル・ライオンキングを何人かで観に来ました。
10歳の男の子です。
彼はその日とてもとても感動し、家に帰ってお母さんに言いました。
『 ぼく、次はひとりで行ってみたい‼ 』
彼はその日から生まれて初めて貯金を始めました
生まれて初めて、家のドアを開けひとりでバス停まで向かう練習を始めました。
更にひとりでバスに乗る練習を繰り返しました。
10ヶ月経って彼はとうとうひとりでライオンキングを観ました‼
私はライオンキングには出演したことは有りませんが、お母さまから劇団に手紙が届き、俳優が集められました。
そして故浅利慶太演出家がそのお手紙を読んで下さいました。
『 越えられないと思っていたハードルをいくつも、いくつも越えました。』
私はその時初めて、観たくても簡単には観れない子ども達の存在に気付かされました。
その後数年の私の俳優生活は常にその子ども達のことが心から離れない生活でした。
そして40歳を越えた時私は劇団を離れる決断をしました。
生のパフォーマンスを体感することが特に難しい難病の子ども達の元へパフォーマンスをデリバリーしよう
そして生まれたのが私達心魂プロジェクトです。
心魂プロジェクトはパフォーマンスをデリバリーしますが、大切にしているのは心の交流です。
パフォーマンスを通して心と心が繋がる。
それをとても大切にしています。
体の健康に直接的に私達が出来ることは無くても、その体の内に存在する心の健康に働きかける力がパフォーマンスには有ると信じて活動を進めています。
今では年間150日間以上の活動日となり、北海道から九州・海外は台湾やミャンマーでも活動を行っております。
活動を始めて11年目(2024年現在)になりますが、最近では共に生きた子ども達の中に天に戻っていく子ども達が出てきました。
私達のパフォーマンスには常にそのひとりひとりの魂が宿るようになりました。
目の前で共に生きる命の心のために、天に戻った命の魂と共にパフォーマンスをデリバリーする。
心魂
名前に相応しい活動となりました。
心魂は今では多くの方々と共に生きています。
プロのパフォーマーだけで歩んでいた時代は過ぎ、想いを共有し、共鳴し合う方々と共に活動の輪を広げています。
今では
『 難病児、障がい児、きょうだい児とご家族へ 』
と活動を進化させ歩んでいます。
共鳴されました方是非私達の輪に加わって下さい。
キリスト教の家庭に育たなければ
あの両親の元で育たなければ
この活動は生まれてません。
しかし、私は宗教の枠組みにはとらわれてません。メンバーの中にはお寺の娘さんもいます。
宗教・人種・性別・立場等に関係なく、同じ想い、願いを共有し合うあなたとこの活動を真っ直ぐ進めて行きます。
私達の歩んだ後に様々な新しい、必要な活動が生まれることを願います。
本当に必要とされてる命に必要なものが届けられる社会にしたいと願いながら私達心魂は今日も一歩一歩刻んで行きます。

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