まにゃ通信

コロナ禍から始まったオンライン配信。最初は、地元北海道の太平洋の風景をお見せしたり、シェイカーを使って生声の歌を外でお届けしたり‥まーくんが名付けてくれた「まにゃ通信」というタイトルで、続けています。
まにゃ通信で、大切にしているのは「心と身体の繋がり」。画面ごしでも観てくださる方々と一緒に、コメントやスタンプで繋がったり、遊びを取り入れながら、毎回その場がみなさんの力で温かくなります。
先日(6月18日)のまにゃ通信では、6月上旬から約2週間、石川県で行った能登半島ツアーを終えての報告と歌をお届けしました。 能登半島ツアーでは、病院のホール、病棟、学校の体育館、廊下、研修室などさまざまな環境でパフォーマンスをお届けしました。
私は心魂は今年で8年目ですが、毎回違う環境下で、どれだけ劇場空間が作れるか、それは心魂が始まって以来、メンバーが大事にしている心と心を通わすパフォーマンスの原点をいくつも体験することができました。
コロナ禍の前、私が心魂の公演に初めて出演したのは、2019年の千葉東病院での公演。ホールでの公演の後に幾つかの病棟を巡りました。ベットサイドで歌を届けた経験は、生声で歌を届け、パフォーマーとして身一つで勝負するという相当な覚悟が必要でしたが、病棟の皆さんが温かく迎えてくださり、一緒にパフォーマンス空間を作る感動をそこで初めて味わいました。
そしてコロナ禍が始まり、しばらく病棟では立ち入ることも難しい状況が続きました。
しかし、今回能登ツアーでは、ホールでの公演に参加できなかった方々への病棟回りを再び経験することができました。顔と顔を見合わせて、一緒にできることを見つけながら、その一瞬を感じ合う。必要とする人たちのもとへ私たちがいく、その心さえ持てば、私たちはどこでもパフォーマンスが可能です。
心魂のメンバーとして、これからもみなさんのもとに届けるパフォーマンスを、そして心と心を通わせながら、みなさんのパフォーマンスを発見、育んでいきたいと思います。
「心魂TV」は、わたしたちの今を映し出す、ともに成長する仲間と繋がれる場所です。
みなさんも、ぜひ「心魂TV」をご覧ください。