名古屋大学医学部附属病院 公演(愛知県)

TOOTH FAIRY助成支援事業
名古屋大学医学部附属病院に入院されている子どもたちに向けて、デリパフォをお届けしてきました。
小児がんと向き合うお子さんたちが多く、点滴台を押しながら、病室から会議室まで足を運んでくれる姿がありました。ゆっくり歩く子もいれば、走ってきてくれる子も来てくれる子もいて、それぞれのペースで会場に集まってくださいました。
未就学のお子さんも多く、毎日頑張っている子どもたち、そしてそのご家族に、少しでも違う空気の中で安心して過ごせるような時間をお届けしたいという思いでパフォーマンスしました。
朝は早めに会場入りし、しっかりとセッティングとリハーサルを行いました。とくに音作りには細心の注意を払い、大きすぎる音や鋭い音が疲れにつながらないよう丁寧に調整しました。
会場には職員の皆さまを含め、100名近くの方々が集まってくださり、開演前から多くの方に足を運んでいただきました。
「頑張っている自分に100点をつけましょう」
という言葉に、涙を浮かべていらっしゃる保護者の方の姿も見られました。日々を本当に一生懸命過ごしている皆さまに、届けることができて本当によかったです。
終演後には、
「 どうやったら心魂に入れますか? 」と尋ねてくれた歌が好きな男の子もいました。
私たちのステージを観て
「 自分もやってみたい 」
「 自分にもできるかも 」
と感じ、エネルギーを持ってもらえたことが何より嬉しかったです。
そして、朝早くから会場準備など、多くのご協力をいただいた職員の皆さま、本当にありがとうございました。子どもたちが安心して参加できる環境を整えてくださったことに、心より感謝申し上げます。
次回は秋に伺う予定です。
さらに心を込めて、皆さまにお届けできるよう準備してまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。