千葉大学病院小児病棟 公演

TOOTH FAIRY助成支援事業
本日は、千葉大学医学部附属病院 小児病棟での公演でした。1公演目はクリーンルームのプレイルーム、2公演目は一般病棟のプレイルームにて、それぞれ公演をお届けしました。
1公演目と2公演目の間はわずか30分という短い時間だったため、まーくん・みーちゃん・いぶちゃんの3名がクリーンルームでセッティングと公演を行っている間に、社会人パフォーマーのみさちゃんが1人で一般病棟のセッティングを担当。クリーンルームでの公演が終了後、3名がすぐに合流し、30分の一般病棟公演を行うという、非常にタイトでイレギュラーな一日となりました。
特にクリーンルームは、感染管理が非常に厳しい環境です。すべての機材をアルコールシートで丁寧に拭き取り、上履きに履き替え、(一般病棟もですが)マスクを着用した状態でのパフォーマンスとなりました
入院中の子どもたちはもちろん、付き添いのご家族にとっても不安や緊張が多い日々の中、少しでも安心して楽しんでもらえるようにと公演に臨みました。クリーンルームでは、眠っている子もいたため、リハーサルは最小限にとどめ、音のバランスも本番中に調整しながらの進行となりました。
子どもたちはセッティングのときから明るく迎えてくれて、ディズニーのシールをメンバーにプレゼントしてくれたり、
「 もう準備できたみたい! 」
とお母さんに嬉しそうに報告してくれたりと、心温まる場面がたくさんありました。
今回の演目は、「 子どもたちに行きたい国を選んでもらって一緒に世界旅行をする 」という内容。言葉で国名を伝えるのが難しいお子さんも、「ノルウェー」ではなく「アナ雪」、「カリブ」ではなく「アリエル」など、プリンセスの名前を挙げてくれたりと、それぞれの表現で一緒に旅を楽しんでくれました。
ご家族の方々も、きっと多くの思いを抱えながらも一緒に笑顔を見せてくださり、涙を流してくださったり、
「 今回ここに来られて本当によかった 」と心から感じることができました。
一般病棟の公演は短い30分間でしたが、開演前に早めに来てくれた子どもたちと好きな曲の話をしたり、一緒に楽しむ時間を持ちながら、仲良くなって世界旅行へ出発!
小さな体で大きな声を響かせてくれたり、たくさん手を振ってくれたり、それぞれの形で思いきり楽しんでくれました。
受け入れのためにさまざまな調整をしてくださった病院スタッフの皆さま、当日まで一緒に楽しみにしてくださっていた皆さま、本当にありがとうございました。
そして何より、かわいい子どもたちに出会えたこと、心から嬉しく思います。
ありがとうございました!