心魂レポート

珠洲第三長寿園 公演(石川県)

珠洲第三長寿園 公演(石川県)

後援:珠洲市・珠洲市教育委員会・北國新聞社・能越ケーブルネット株式会社

本日は朝3時台に起床し、4時半にホテルを出発。まだ真っ暗な中、5時には昨年元旦に被災しました石川県奥能登・珠洲市宝立町にある第三長寿園さんに到着し、セッティングリハをし、公演をお届けして参りました。
なんと、珠洲ビーチホテルの支配人様も私たちを気にかけてくださり、私たちと一緒に出発して道を案内して下さいました。
会場には、長寿園で生活されている皆さまをはじめ、周辺の仮設住宅で過ごされている方、施設スタッフのご家族、そして地域の方々や子供たちなど、たくさんの方にお集まりいただきました。
セッティングは、社会人パフォーマーの皆さんの力も沢山を沢山お借りし、照明や映像を含めスムーズに進行。早朝(7:30)から音出しの許可もいただき、しっかりと音作りを行うことができました。ご協力くださったスタッフの皆さまに心より感謝いたします。
子どもから大人まで楽しんでいただけるよう幅広い曲をご用意しましたが、珠洲の皆さまは本当に真っ直ぐに表現を返してくださり、ソーラン節の掛け声や「 ドレミの歌 」、懐かしのナンバーまで一緒に大きな声で歌ってくださいました。
ミュージックシャワーヨガの時間では、笑顔でストレッチに取り組まれる姿があり、また
「 いのちの歌 」の社会人パフォーマーのパフォーマンスでは、人生の大先輩方が大きく手を広げて真似をしてくださる様子に、胸が熱くなりました。
さらに今日は敬老の日ということもあり、もともと予定されていた式典にもご一緒させていただきました。数々の経験を重ねてこられた皆さまのお祝いを共にできたこと、とても嬉しく思います。
長寿園周辺は、以前は住宅が密集していたそうですが、地震や津波で崩れたりてしまい、今は解体が進んだこともあり、見えなかった海が見えるようになってしまったとの事です。
そして物価高騰の影響もあり、新しく家を建てることは難しい状況でもあるとお話を伺いました。
一方で、ちょうどお祭りの時期にあたり、伝統的なキリコを担いで練り歩く迫力ある姿を拝見することができました。困難な状況の中でも
「 進んでいくんだ 」という人々の熱いエネルギーを感じ、心から力をいただきました。
このようにご縁をいただき、珠洲の皆さまに出会えたことを本当に嬉しく思います。
またパワーアップして珠洲に帰ってきたいと思います。来年度の最初数カ月内に必ず。
明日は兵庫県の西宮へ!!
想いを胸に進みます!

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