名古屋大学医学部附属病院
TOOTH FAIRY助成支援事業
名古屋大学医学部附属病院 小児病棟に入院している子どもたちに向けて、デリパフォをお届けしました。
名大病院さんへ伺うのは今回で3回目。
今回は、名古屋アイリスロータリークラブの皆さまの温かいご支援により実施することができました。子どもたちのためにとご尽力くださった皆さま、本当にありがとうございます。
朝から会場入りし、15時半の公演に向けてしっかりとセッティング・音作り・リハーサルを行いました。事前のミーティングではメンバー同士で、
「 子どもたちがまるで遊園地に来たみたいにワクワクできる時間にしたい! 」
「 いつもと違う風を感じてもらいたい! 」
と話していたのですが、開場の瞬間に見た子どもたちやご家族のキラキラした笑顔や驚いた表情に私たちの方が胸がいっぱいになりました。
心魂の公演が初めての子もいれば、2回目、3回目の子もいて、前回よりもずっと心が近い距離でスタートできたのも嬉しかったです。
今回は「 ソーラン節を踊りたい子は前に来てもいいよ! 」と声をかけたところ、点滴台を押しながらでも前に出てきて一緒に踊ってくれる子がたくさんいました。
その姿に胸が熱くなり、会場全体が一体となって盛り上がりました。
ソーラン節が終わっても、舞台に残って空間そのものを楽しんでいる子もいて、
“ここにいることが楽しい”という気持ちがあふれていて、とても心温まる時間でした。
まーくんの「 お母さんたちや病院のスタッフさんにありがとうって言ってみよう! 」という声かけに、子どもたちから元気でかわいい 「 ありがとう! 」の声が響きました。
そして、私たちから子どもたちへ
「 生まれてきてくれてありがとう 」と伝えた瞬間、会場の空気がふわっとあたたかく包まれて穏やかな空気が流れました。心がほどけるような、忘れられない瞬間でした。
ロータリークラブの皆さまも、国旗の衣装を着て明るくお迎えくださったり、お見送りの際にはハロウィンが近いこともあり、お菓子の詰め合わせをプレゼントしてくださいました。
子どもたちの笑顔がさらに輝いた、とても素敵なサプライズでした。
シビアな状況の中で日々を頑張っている子どもたち、ご家族、そして病院スタッフの皆さんに、少しでもパワーやエールが届いていたら心から嬉しく思います。
(写真の3枚目4枚目はリハーサルより)









