珠洲ビーチホテル公演(石川県)
本日は珠洲ビーチホテルにて、デリバリーパフォーマンスをお届けして参りました。
プロメンバーの寺田・岩本・加藤・一色、育成メンバーの中山、社会人パフォーマーのますみん・よっちゃん・こんちゃん・とりちゃんが参加しました。
普段は、病児・障がい児・きょうだい児とそのご家族へ向けて活動している心魂ですが、今回は能登半島・珠洲の地域の皆さまへ向けた特別公演。
子ども向け、大人向けの2公演をお届けしました。
珠洲ビーチホテルさんは、震災の影響で館内には今も修繕が必要な箇所が残る中、この日のために沢山のご準備をしてくださいました。
大きな窓のあるロビーには、照明や映像が映えるよう、丁寧に黒いビニールが貼られていました。高い場所や建物の外側からも作業してくださっていたと聞き、その準備の大変さと、「皆さんに楽しんでほしい」という想いを強く感じました。
また、お客様が見やすいように、踊りで使うスペースに、ステージまでご用意くださり、ロビーが劇場空間へと変わっていました。
沢山の歴史や、訪れてきた方々の思い出が積み重なっている珠洲ビーチホテルのロビー。その場所に、地域の皆さまが大勢集まり、笑い合い、歌い、涙しながら、心を通わせる時間が生まれていたこと。
その光景が本当に尊く、胸がいっぱいになりました。
1回目の公演では、
「サークル・オブ・ライフ」「レリゴー」「ホール・ニュー・ワールド」「どこまでも」「ドレミの歌」など、子どもたちも一緒に楽しめる楽曲を中心に。
2回目の公演では、
「能登半島」「愛燦燦」をはじめ、
「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」「美女と野獣」「僕の願い」「ゴッド・ヘルプ」などのミュージカルナンバーも沢山お届けしました。
「ソーラン節」では、事前に動画を見て練習してきてくださっていた方や、勇気を出して手を挙げてくれたお子さんが、前のステージへ上がって一緒に踊ってくださいました。
“観る”だけではなく、一緒に空間を創ってくださっていることが本当に嬉しかったです。
会場いっぱいに響く皆さまの歌声。
一緒に口ずさんでくださる姿。笑顔の中に、涙が溢れていく瞬間。その一つひとつに、珠洲の皆さまが歩んでこられた時間や想いを感じました。
支配人の杉浦さんをはじめ、ホテルの皆さま、珠洲の皆さまがこの日を心待ちにしてくださっていたことが、沢山伝わってきました。
「繋がったのは奇跡なんです」
柔らかな笑顔で、でも力強くそう伝えてくださった支配人の杉浦さん。
その言葉に、沢山の想いが詰まっているように感じました。
私は客席の後ろで、照明と映像の操作を担当させていただきました。また、社会人パフォーマーのますみんも、音響サポートにチャレンジしてくださいました。
私は今回、初めて石川県を訪れました。自分に何が出来るのだろうと、何度も考えながら過ごしてきました。それでも、“今の自分に出来る全力を届けたい”。そんな想いで、客席の後ろから、照明や映像を通して、少しでも皆さまの心に届く空間を創ろうと向き合っていました。
「またね」その言葉が、決して簡単ではないことを、珠洲の皆さまも知っておられる。“当たり前”が当たり前ではないことを知ったからこそ、その言葉には沢山の願いや祈りが込められているのだと思います。
だからこそ、心魂は“また会いたい”という想いで、心魂は珠洲へ帰ってきました。
そして、また帰ってきたいと思える、大切な場所になりました。
今回はストレッチタイムも設け、音楽・映像・照明に包まれながら、皆さまと一緒に身体を動かしました。
日々、頑張り続けておられる皆さまの心と身体が、少しでも緩みますように。
2回目の公演では、客席を何度も追加するほど沢山の方が来てくださいました。
明るく、優しく、温かな皆さま。でも、その中で沢山のすすり泣く声が聞こえてきました。
音楽や紡ぐ言葉が、誰かの心をそっと解放していく瞬間が、確かにそこにありました。
私たちはパワーをお届けしたいと思って参りましたが、実際には、皆さまから沢山のパワーをいただいていました。
笑顔、拍手、歌声、涙、言葉。お互いにパワーを送り合っていた時間だったように思います。
そして公演後。珠洲の皆さまが、私たちに向かって力強く、「またね!」と、声をかけてくださいました。
簡単な言葉ではないことを知っているからこそ、その“またね”には、沢山の願いや希望が込められているように感じました。
珠洲の皆さま、本当にありがとうございました。また、パワーアップして帰ってきます。















