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心魂レポート

社会福祉法人すず椿 公演(石川県)

社会福祉法人すず椿 公演(石川県)

野村グループ基金・みらい助成プログラム

ツアーに参加した4人の社会人パフォーマーから活動報告致します。
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COCORODAMA SHOW in 能登半島に参加して
                            社会人パフォーマ 黒井良子
能登半島の先端、珠洲市にある「すず椿」様は、障害福祉サービス事業所です。
今回、その利用者様とそのご家族へ対面公演をお届けしてきました。
こども病院で働いていた私は、
「“またね”は使ってはいけない言葉」
と教えられてきました。
期待をさせた分、叶えなかった時に悲しみを残してしまうことがある。
だから、“またね”は禁句でした。
けれど私は、この1年、珠洲の皆様に「また会いたい」「また!再び」と、ずっとずっと思い続けていました。
特にこの1年は、私自身、突然の別れを何度も経験しました。
だからこそ、この地域で起こった突然の出来事の爪痕をみた時、胸がぎゅっと締めつけられるようでした。
3年前の爪痕が今も残る珠洲の町。
その場所に、また、本当に帰って来ることができたこと。
そして、すず椿の皆様と再会できたことが、何より嬉しかったです。
でも、それ以上に驚いたのは、利用者様やご家族の皆様も、同じように、この1年、ずっとずっと「またね」と
待っていてくださったことでした。
「赤色まーくん(寺田さん)」といつも思い出し
「ドレミの歌」を口ずさみ、
ソーラン節を練習してくださっていた方もいたそうです。
そして今日は、なんとおそろいのはっぴと
大漁旗まで準備して待っていてくださいました。
去年よりさらにパワーアップしたソーラン節。
いよいよ本番が始まると、仲間の踊りに合わせて、利用者様も職員の皆様も声をそろえて、
「どっこいしょ! どっこいしょ!!」
その瞬間、会場がひとつになりました。
“どっこいしょ”という言葉は、もともと修行者の掛け声だったそうです。
応援しに来たはずなのに、気がつけば、こちらが勇気をいただいていました。
会場には、心をひとつにして楽しんでくださる、あたたかな空気が広がっていました。
そして今回、私が特に印象に残ったのは、
寺田さん、美奈子さんが歌われた「カイト」です。
悲しみを越えて
どこまででも行こう
そして帰ろう
その糸のつながった先まで──
その歌が響く会場の中で、
誰もが、それぞれに痛みを抱えていることを知っていて、
それでも「今ここにいる」。
それでいいよね。
それがいいね。
そんなふうに、静かに気持ちを分かち合っているように感じました。
周りを見渡すと、多くの方が涙を流していました。
私たちに、何か特別なことができるわけではありません。
それでも、「また珠洲に帰りたい」と思うのは、ここで生きる皆様の温かさに触れたからだと思います。
心魂の公演が終わる時、寺田さんは最後によく、こう言います。
「私たちは、病児・障害児・きょうだい児、そのご家族と共に生きている団体です。
だから、“またね”が簡単ではないことも分かっています。
それでも、“また会いたいね”という願いを込めて、“またね”で終わりたいと思います。」
「またね!」
「またね!」
祈るように、お互いに言い合ったその言葉。
このつながりを大切にしながら、また必ず珠洲を訪れたいと思います。
ありがとうございました。

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                     社会人パフォーマー 野濱麻寿美
石川県能登半島ツアー珠洲市での3ヶ所目となる、社会福祉法人すず椿様への公演に参加しました。
昨年も参加した珠洲市の公演でしたが、すず椿様へは始めて伺わせていただきました。
会場となった福祉センターの和室と廊下が照明の色鮮やかな劇場空間に変わりました。
公演のオープニングから、半被姿でご来場くださったご利用者様達の「ソーラン節」では、心魂の公演に初めてご来場くださった保護者の方々と共に大いに盛り上げてくださいました。
体を優しく揺らしながら聞いてくださっている方。
足でリズムをとりながら聞いてくださっている方。
頷きながら聞いて下さっている方。
マスクの中で一緒に歌って下さっている方。
涙と共に思いがあふれるご様子。
後ろ姿からでも楽しんでくださっているご様子を感じることができました。
今回の珠洲ツアーの4公演(珠洲ビーチホテル様2回、珠洲分校様、すず椿様)、どの公演も、心魂がお届けした歌と踊りを通して皆さんと「非日常の劇場空間」「心和む時間」「楽しかった」と思えるひと時を過ごすことができた事が嬉しいです。
あなたが笑顔でいられるように
みんなが笑顔でいられるように
地図の無い人生の歩みの中に、心の宝物がひとつでも多くありますように
私もそんな思いを歌を通してお届けできた事がとても嬉しかったです。
珠洲のみなさんの温かい笑顔とお心に触れ、
「またね!」「またお会いしましょう」とお見送りした言葉のように、また珠洲でお会い出来たらうれしいです。

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「社会福祉法人すず椿 公演」に参加して
            社会人パフォーマー 近藤理恵
昨年に続き、2度目の珠洲を訪れることができました。
そして、すず椿さまのもとへパフォーマンスをお届けするのは今回が初めてだったため、どのような方々と出逢えるのか、とても楽しみにしていました。
開場時間よりも早く来られた方も多く、公演を心待ちにしてくださっている様子が伝わってきました。
そして開場時間になると、揃いの法被を着たご利用者さまたちが次々と入場され、会場は一気に賑やかな雰囲気に包まれました。
公演が始まり、「希望のうた」で会場が温まり、「ソーラン節」ではご利用者さまが舞台で楽しそうに踊る姿が見られました。保護者の方々、職員の皆さま、地域の皆さまとも心がつながり、会場がひとつになっていくのを感じました。
じゅんちゃんの「能登半島」から始まった世界旅行では、歌詞を口ずさむ方の姿もあり、それぞれに楽しんでくださっている様子が伝わってきました。
私たち社会人パフォーマーも、「アンダー・ザ・シー」のダンスをお届けしました。少しでも海の世界を感じ、楽しい気持ちになっていただけていたら嬉しいです。終演後に「あなた達、可愛かったよ!」と声をかけていただけたことも、とても嬉しく心に残っています。
特に印象的だったのは、皆さまが歌詞を味わうように、時には目を閉じて頷きながら聴いておられた姿です。
能登半島地震によって大切なものを失い、それぞれに深い傷を抱えながらも、今日という一日を積み重ねて歩んでこられた皆さまにとって、この時間が少しでも日常を忘れられる特別なひとときとなっていたなら、心から嬉しく思います。
私にできることは小さなことかもしれません。
それでも、これからの日々が守られ、支えられていくよう祈りながら、これからも歩んでいきたいと思っています。

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                   社会人パフォーマー鳥丸尚美
5月27日、社会福祉法人すず椿様公演に参加しました。24日、26日に続く珠洲市での最後の公演でした。
もうすぐ開場の時間。お出迎えのために玄関に向かうとお揃いの赤と青の半被を着てビシッと決めたすず椿の利用者様方の姿。保護者様に「ソーラン節は練習しているし、イベントでも踊っているよ」と教えていただきました。一緒に楽しい時間を過ごしたい!ワクワクしながら皆様をお迎えしました。
開演。皆様とのご挨拶、希望の歌、いよいよソーラン節。まーくんの歌にあわせて堂々とカッコ良く、とても楽しそうに踊られる利用者様方の姿に
「どっこいしょどっこいしょ」
「ソーランソーラン」
力強い掛け声。会場が一つになりました。
じゅんちゃんと一緒に
能登半島〜歌声あわせて
さぁ世界旅行へ‼︎
アナ雪、ライオンキング、ドレミの歌。私が座っていた場所からの保護者様の後ろ姿でも歌を口ずさんでおられたりリズムをとりながら楽しまれている様子が良くわかりました。
アンダーザシー。楽しい海の世界を感じていただきたいと思いながら緊張しながらそれでも楽しんで踊りました。あっという間に楽しい時間は過ぎてしまいました。
3回の公演に参加して特に感じた事。大人の方々の姿がとても心に残っています。楽しそうに口ずさまれる姿、手拍子をされたり、笑顔、そっと涙を拭う姿。1日1日を頑張ってきている。ほんのひと時肩の荷を下ろしてホッとしていただけたらと思いました。その姿に
私も力を貰えました。
珠洲に来ることができで本当によかったです。皆様お幸せ様でした。

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石川県能登半島ツアーは七尾→珠洲と5ヵ所への対面デリパフォを無事に行い、私達は明日最終目的地の輪島に向かいます。

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