『 最幸のとても濃い時間でした 』
今日は、みなとみらいにあるBSIさん本社に伺い、
デリバリーパフォーマンスをするという予定で、
出演者みんな、とても楽しみにしていました。
たまちゃんも、「夏休みのやりたいこと」のひとつに掲げ、準備していました。
対面でのパフォーマンスは初めてのこと。
ドキドキと楽しみな気持ちと。
しかし、感染症が広がっている中での
実施に向けて悩ましい日々。
出演者たちの中でも、実施に向けての考えや思いの発言を求められ、
決断しなければならない寺田さんも本当に悩まれたことと思います。
受け入れてくださる
BSIさんの皆さま達もこれまで、本当に
色々なご準備、ご配慮をしてくださっていたそうです。
しかし、今回は対面でのパフォーマンスは今ではないという判断で、
サプライズでパフォーマンスを録画して届けることに🎁
今回の公演ではキッズ団が一人ずつ
1曲パフォーマンスをする機会をいただきました。
曲を選んでくださいと言われたのが3日前。
たまちゃんは今回「福笑い」を選ばせていただきました。
時間がない中ではありましたが、
ももちゃんがリストを上げてくださったときから、
この曲でパフォーマンスしたいな!というイメージが沸いて、
歌詞の中に出てくる
「この世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」を
届けたいなという思いがこみ上げてきました。
みんなが笑顔でいたら、つられてこっちまで
笑顔になっちゃう。
辛いこと、悲しい状況もあるけど、、、笑顔でいたい、という思いです。
曲のパフォーマンスの前に、思いを話す時間があり、私は、「キッズ団に来てほしい」とご依頼いただいたことをうれしく思った感謝を伝えさせていただきました。
たまちゃんのような子達は、人の手を借りないと生きていけません。
食事もトイレもお風呂も全て介助が必要で、
「私はやってもらってばかり…」って
本人は感じているんじゃないのかな、
と思っています。
「私だって、誰かの役に立ちたい」って、
たまちゃんだって思っているはず。
こうして、キッズ団の子達がパフォーマンスすることで、
笑顔になれたり、頑張ろうって気持ちになれたりする方がいたら。
そんなふうに誰かの心に届いたら、
それは娘にとっても嬉しいことです。
「やってもらってばかりの自分が、私も役に立てたんだ」と。
たまちゃんに出来ることで、社会と繋がれたら。
キッズ団の活動では、そのような経験をさせていただいています。
今日のパフォーマンスはきっと届くよ。
たまちゃんにも、しっかりと伝えたいと思います。
今回トップバッターを務めさせていただきました。
続く千ちゃんは、
体の痛みで本当にしんどい中、笑顔でさんぽのパフィーマンスをしてくれ、
「みんな繋がっているよ。一人じゃない。」という強いメッセージを
伝えてくれました。
エイトマンは、リハーサル絶好調!本番は、寝ちゃうパターンか?
とみんなが見守る中、鳴子を持った瞬間に目覚め、最高、キレッキレの
ソーラン節を披露してくれました。感動!!
りんごちゃんは、日に日に語彙力をつけて、大人びた丁寧なあいさつの後に
画面の向こうでみんなが一緒に踊っちゃう「グッキー」を笑顔でパフォーマンスしてくれました。表現力も増して、ほんとにすごい!
社会人パフォーマーのめぐりん、ゆーみん、みさちゃんの
温かいメッセージに安心感をいただきながら、
ラストは全員で「星になれたら」をパフォーマンスをしました。
延期だから、楽しみが少し先に延びたと思って、
次回、対面でお会い出来ることを楽しみにしようという思いも共有できました。
サプライズで録画だったので、リアルタイムでは見てもらえてなかったのですが、
全員が熱い思いでパフォーマンスをさせていただきました。
リハーサルから、終わった後の反省会まで、
とてもとても濃い、幸せな時間を過ごさせていただきました。
本日もありがとうございました。
記:まり(キッズ団たまちゃん 母)