■ 目標設定
・動画を見て真似してもらう
・リズムを取ったり、歌ったりできる様になる
↓(変更)
「いただきますの歌」を作りごはんを楽しく食べてほしい
■ 課題への取り組み
① 食べる前のお口体操を取り入れた歌を作り上げる(作曲:濱崎楽人)
② 毎日の日常で歌って頂く
③ 微調整(修正を加える)
④ ダウンロードできる動画を制作する
■ 結果(どう変化したか・新たに見つけた課題・難しかったこと)
様々な事情を持つ子ども達にとってごはんを食べる行為は、簡単な事ではありません。
楽しいと思ってもらいたいと願い曲作りを進めました。
曲を聴いて楽しく食べてくれる事もあれば
何日間も全く食べれない事もありました。
それでも、自分の名前を呼ばれること。
この音楽を聴くとごはんの時間が始まると認識は、少しづつでも前進していると考えます。
結果を急がず、向き合いながら引き続き継続し進めていきたいと考えます。
(報告者:有永美奈子)
(親御さんの声)
■ 課題
最初は、音楽に合わせて遊んだりできるようになったらいいな、と思って申し込みました。
■ 結果
いろいろ試しているうちに、音楽が鳴ると、ニコッとして、ごはんを食べる動作がスムーズになっている気がして、「いただきますの歌」をつくることに目的や課題がシフトしました。
歌の中の「おくちの体操」に合わせて、あちこち触ると、口の中はとくに敏感なのか、嫌がったりする様子が見られましたが、ほっぺたや口の周りを触られるのは好きなようでした。
そういう微妙な感覚の違いが分かったことで、ごはんを食べさせる時の動作に少し注意して、上手に食べさせる方法が見えてきた気がします。
「ゴールドマン・サックス緊急子ども支援基金(第2フェーズ)」助成事業です
期間 2020年11月-2021年3月
■ 研究メンバー
寺田真実、有永美奈子、岩本潤子、武田桃子、一色有希子、野村仁美、高橋由衣子
■ 内容
1,眠りを促す為の音楽パフォーマンス
2,お母さんの休息時間を作る為の、集中して見れる・聴ける・楽しめるパフォーマンス制作
3,眠れる安心感を得る為の、入院中の睡眠音楽の制作
4,自宅以外でリラックスできる為のプログラム作り
5,「私もなれる・できる!」喜びを知る為のパフォーマンス制作
6,自分の表現方法をみつける為のプログラム作り
7,「ごはんの時間が楽しい」と思える為のプログラム作り