横浜医療福祉センター港南

活動レポート れいとりょうの母より

 

今日は息子のお世話になっている横浜医療福祉センター港南さんへ初めてのオンラインデリパフォに行って来ました。

 

息子がお世話になる(長期入所)と決まった時はコロナ対策が一番厳しいレベルの時でした。

外出外泊はもちろん、面会もほぼできませんでした。

息子はガラッと変わっていく生活になかなか順応できず、体調を崩す事がずっと続いてしまいました。

誰一人として自分を知っている人がいない…

しゃべる事も手足で表現する事もできない息子とのコミニケーションは、わずかに動かす眉毛や顔の表情…。

その表情を見てもらいながら、母が代弁をして息子を知ってもらってきた事が全くできず、毎日電話でのやりとりだけでした。

しかし電話だけでは当然うまく伝えられる訳もなく、スキルがあっても、微妙なさじ加減が伝えられない…。

スタッフさんと親の間のもどかしさが続くばかりの日々でした。

 

とにかく会いたい!

 

どんな検査も制約も受けるから、苦しんでいる我が子の側に行きたい…

その想いばかりが募っていきました。

そんな中でも、コロナから必死に息子を守り、守るだけではなく、息子を楽しませようと努力して下さってました。

 

それなのに、心配ばかりが先に立ち、ちゃんと感謝の意を伝える事ができませんでした。

コロナという得体の知れないものから、必死に命を守るだけでも大変なのに…。

そして今年も40ヶ所のお話がきて、これはまたとないチャンスだー!と思い、後先構わず声をあげさせていただきました。

 

私は心魂さんと繋がって欲しいと強く強く思い、その思いを受け取って、息子の棟の課長さんが動いてくれました。

ただでさえ、忙しくて、手が足りないのに、いろんな方々の間に入ってくださいました。

 

よく、息子達のような子達と生きていくには、側にいる人が元気でなければいけない!と言われてきました。

 

まさにそう。

心が病まないように、癒されて、楽しんで、元気になって欲しい。

心を救いたいと活動を初めてくれた心魂さんに、みなさんの心意気を誉めてもらいたかった。

 

褒めちぎられていいほど、がんばってくれているあなたに…

100点を…

 

そして…もう一つの想い。

それは妹である娘が、なかなか帰って来ない兄を思い、『兄には?』と毎日毎日…。

その言葉を聞くと胸が痛み、私はずーっと

 

『母のせいで兄妹を引き離してしまった』

『なぜなぜなぜ…』

 

体調が悪くなりそうな時は兄妹がお互いに思いやりあい、労わりあい、引き上げてくれていたのに…なぜ。

 

妹も残念ながら兄と同じ進行性の病を持っている事がわかり、このコロナの自粛にて、証明されてしまいました。

親の心はずっと一緒にいたい。

しかし身体が悲鳴をあげてしまいました。

 

そんな娘は歌って踊るのが大好き!

 

一年間だけでしたが、心魂キッズ団に入団させていただき、貴重な経験と刺激のある一年を過ごさせていただきました。

 

20歳になったのを期に卒業しました。

それがそれが、共同代表の寺田夫妻から、OBとして出ませんか?との粋な計らい…泣きました。

 

兄妹一緒の時間が極端になくなってしまった今、もううれしくてうれしくて…今日は最高の1日になりました。

 

少し調子の悪い娘だったので、エイヤーという気持ちで母も一緒に出る事にして、娘と共にパフォーマンスをさせていただきました。

 

そんな私の気持ちを仲間のキッズのりんごちゃん、エイトマン、たまちゃん…

母チームのゆっきー、からあげさん、まりちゃん…

みんなも体調が大変な中、最大級のパワーを届けてくれて、心支えてくれて、最高の最幸のパフォーマンスになりました。

それに表で裏で支えてくれたよっちゃんのパフォーマンス(裏でもずーっと一緒に踊ってくれてました)。

ナイスなタイミングのみさちゃん操作!

やっぱり素敵な歌声のまーくん、みーちゃん、イブちゃん!

イブちゃんが、対面のデリパフォみたいって感想を言って下さって、なんだか一つになれた気がして、うれしくて、ほんとにほんとにありがとうございました。

ありがとうが言い尽くせません!

 

まだまだお伝えしたい気持ちで溢れています。

今日の貴重な経験と思いを胸に、この先も笑顔でいきたいと思います。

今日はほんとにありがとうございました。