仙台の対面公演でした!
今年は全国各地に伺いますが、その1発目、そしてなんと3年半ぶりの対面公演!!
機材の搬入、セッティングから終演後のバタバタとする撤収作業まで、久しぶりで記憶を辿りながらですが、全て懐かしく、対面の活動がいよいよ戻ってきたな。皆様とお会いできる。そんな幸せな気持ちで溢れていました。
大変お世話になっている堺先生をはじめ、今回の公演の実行委員の皆様方、お手伝いに来て下さった学生の皆様方、会場のスタッフの方々、沢山の方々のおかげで公演を行う事できました。そして、足元の悪い中、足を運んで観に来て下さった皆様、最高の時間、空間をありがとうございました。
そして、キッズ団として宮城出身のけいちゃんこと高野恵花ちゃんも出演してくれました。初めての対面公演にも関わらず、堂々とした、届けたい想いが真っ直ぐ心に届く、そんな素晴らしいパフォーマンスをしてくれました。きょうだい児としての思い、願いを話す姿、キラキラとした目で皆様と心を通わせながらパフォーマンスする姿は、未来の希望だと思いました。
久しぶりの対面公演、感染対策のため距離を保っての公演となり、以前のように手を握ったり、ハグをしたり、届けたい方のそばまで行き、近い距離で歌ったりする事は出来ませんでしたが、皆様の目を見て、心を通わせて、一緒にその空間、時間を共に過ごす事が出来る事、決して当たり前の事ではなくて、本当に幸せだなぁ、と感じた公演となりました。
子供達が走っていたり、ステージのそばまで来てじーっと見ていたり、心で感じていてくれたり、声を出して楽しんでくれたり、お母さん達がストレッチをする姿、おじいちゃんが微笑んでいる姿、「エレガント!!」と言って会場の雰囲気をぽっと緩ませて素敵にしてくれたり、一つ一つが宝物で、びっくりするほどパワーを頂きました。
頂いたパワーを胸に、また走って行きたいと思います。そして、パワーアップした姿でまたお会いしたいと思います。
最後に私の事になってしまうのですが、もっともっと成長してこの活動の力に少しでもなりたいと改めて感じた公演となりました。先輩方が熱い思いで積み上げて下さった、沢山の方々に活動を愛していただいて、支えて頂いて、今年10周年を迎える。本当に簡単な事ではないと思います。何のためにパフォーマンスをするのか、届けたい方がいる、繋がりたい方がいる。本当に幸せな事。
素敵な方々に囲まれて、今は愛も想いも景色も全て頂くものばかりですが、少しずつでも恩返しがしていけるように、日々精進したいと思います。
この活動を愛して下さって、大好きだよと伝えて下さって、必要だよと教えて下さって本当にありがとうございます。
大好きなこの活動に出会えて、そこで生きる事ができて、沢山の皆さんと繋がれて、幸せです。
(文:加藤伊吹)