2018.8.26
社会人パフォーマー育成講座
本日、8月の社会人パフォーマー育成講座を戸塚で行いました。(10:00~20:00)
4月に始まったこの講座、まだ5回目の講座ですが、心魂の表現者として私達の絆は特別なものとなりつつあります。
勿論殆どの方は心魂創立年から心魂のファミリーとなって下さりツーカーの仲です。
心魂の歩む道を明るく照らす希望です。
今年からツーカーの仲となられた方が5回の講座でどんどん脱皮していかれる姿、私達の未来。
7月は半ばに講座でしたので、
『 今日まで長かった~~~~ 』
みんな、この仲間で集まる時間、一緒に挑戦し、成長する空間が大好きです。
第一期生は私達本隊が大切にしているものを深く理解して下さり、デリパフォに最も大切な心をもってらっしゃるので、既にデリパフォに登場しだしています。
様々なパフォーマンスの厚み、色合い、想いを進化させるために今日も新しいパフォーマンスを3つスタートさせました。
どこかの段階で登場しますので、どうぞお楽しみにして下さい‼
2018.8.25
わくわくじょうなん
夏休みも終盤、城南特別支援学校体育館で在校生や卒業生とご家族に向けてデリパフォをして参りました。
何回も共に生きてきた心魂キッズも数名来てくれましたが、殆どが初めましての皆様。
少し空気が重いな
と感じながら開演を迎えました。
初めましての方が多くても、1時間しかない時間を何とない時間にしたくないと言うのが私達心魂の強い願いです。
初めましてで、どう楽しんで良いか分からなくて迷っていても、皆さんこの熱い中体調を整え集って下さった特別な方々です。
出演者6名でグッとアクセルを踏み込みました。
皆さんが少しずつ心をほどき、様々な反応を示し出して行きました。
楽しかったよ~
終わった途端6~7歳位のきょうだい児の男の子が走りよって来てくれました。
障がい児だけでなく
きょうだい児にも思いっきり楽しんで欲しい。
それは私達の願いのひとつです。
彼の弾けるような笑顔と言葉が私達の新しい宝物になりました。
昨年の5月心魂一般公演を観に来て下さり、9月末にオーダーを頂いてから約11ヶ月かけてとうとう実施されました今日のデリパフォ。
皆で共に生きた素晴らしい1日でした。
皆様、本当にありがとうございました‼
2018.8.22
国立病院機構 茨城東病院
今日は、国立病院機構茨城東病院にデリバリーパフォーマンスに行ってきました!
今回で3回目となる茨城東病院。
3回目ともなると私たちのことを覚えてくださっていて、利用者さんも看護師さんも保育士さんも私たちと一緒にこの場を楽しむ雰囲気作りをしてくださいました。
オープニングは心魂オリジナルソングの
「ひとつ」
をデリバリーオブデリバリーで、一人ずつ手に触れながら挨拶を兼ねて歌ってまわりました。
そして続くのはライオンキングより
「愛を感じて」
振りの中で私が右、左と手を差し出すと、右手、左手と一生懸命手を伸ばしてくれた女の子の顔がとっても可愛くて忘れられません。
そして、この後続くのは世界旅行を感じていただく音楽の旅!
日本、アメリカ、アフリカ、フランス、ロシアなど様々な国から一曲ずつお聞きいただきました。
演歌が好きな方、ディズニーが好きな方、本当に好みって分かれますね。
曲によって盛り上がる方や、体を乗り出す方が違っておもしろいです(^^)
こうなると私たちももっともっといろいろなジャンルに手を出していきたいね〜!
なんて後片付けをしながら次は何をレパートリーにするかみんなで話していました。
どうぞ今後をお楽しみに、、、!
さて、1時間のパフォーマンスが終わり、次は2組に分かれて病棟に向かいました。
社会人パフォーマーの今井さんに一緒についてきてもらいましたが、私にとって実質はじめての一人デリパフォだったのです。
1部屋2曲で4部屋を回り、部屋ごとにいただいたリクエスト曲を歌い、そしてクラリネットもベッドサイドで演奏してきました♪
近づいて歌うと笑顔を見せてくれる子。
舌を器用に動かして興奮を伝えてくれる子。
脈で伝えてくれる子。
みんなが集まるホールには来られなくても、私たちがベッドサイドに行くことはできます。
そこでいろんな音色を伝えることができた今日は本当に本当に幸せでした。
ありがとうございました。
武田桃子
《本日参加の心魂メンバー》 寺田真実 / 有永美奈子 / 武田桃子
《本日参加の社会人パフォーマー》 今井由美
荒野を走れ
どこまでも
冗談を飛ばしながらも
国立病院機構 茨城東病院 主任保育士
小野澤源
☆☆☆☆☆☆☆
ついに寺田さんからもメンバーである事の影の薄さを突っ込まれてしまいました激レアメンバーの小野澤です。
以前心魂新聞の記事を書かせて頂いた際にも同じ状況でしたので申し上げましたが、今回もメンバーとしてではなく、心魂を応援するひとりの保育士としてこの記事を書かせていただきます。
先日私が勤務致します国立病院機構 茨城東病院におきまして、当院では第3回目となるデリバリーパフォーマンスを実施して頂きました。
心魂の皆さんの到着の知らせを聞き、職員であっても走ることを禁止された廊下を可能な限りのスピード歩行で出迎えに行った私の目に、その深紅の車は飛び込んできました。
実は私、上記の通りの激レアメンバーでして「こころん号」を生で見るのが初めてだったのです。
まばゆいばかりのその車と運転席に座った寺田さんの笑顔を見た瞬間、私の心にはある曲が流れてきました。
『♪よくまあここまで俺たち来たもんだなと 少し笑いながらおまえタバコふかしてる』(実際の寺田さんはタバコをふかしていません、そして私も寺田さんをおまえとは言いません)
心魂にとって初めての病院デリパフォとなった5年前の千葉東病院デリパフォ。
あの時のことを知っているものとしては
「こころん号」
に乗って現れた寺田さんの姿は感慨以外の何物でもありませんでした。
あれから5年、心魂プロジェクトは本当に多くの方のお力添えを得て自らの車を持つに至り、その車の中にはデリパフォで使う機材が満載となっているのです。
千葉東での第1回デリパフォ、あの時はメンバー4人とシンセサイザーだけを積みレンタカーで登場した心魂。
わずか5年でここまでの発展を遂げるとは、きっとあの時のメンバー以外は誰も信じていなかったのではないでしょうか。
車と多くの機材を得ていてもその本質、心と魂は第1回から何も変わりがありません。
2時間以上に及ぶ入念なセッティンとグリハーサル。常に患者さんの目線に立ち意見を戦わせながら本番に向けて会場を作り上げていくその姿を見た感動と心の揺さぶりは、10回以上その光景を見た今となっても少しも色あせることはないのです。
本番ではその思いはより強くなります。
心魂を体験したことがある方ならばきっとわかっていただけるであろう感覚、最初の一曲目のワンフレーズ、もっと言えば初っ端の一文字目がメンバーの口から放たれた瞬間、会場のすべてがグッと圧縮され一気に持ってかれるあの感覚、何度でもこの場所に立ち会いたいと思わされるあの体験は言葉で言い表すことができません。
この感覚、体験をその第1回から放っていた心魂がここまで発展するのは当然の事だったと今ならば言えます。
では第1回から何も変わっていないのかと言えばそうではありません。変わるというよりその体験はさらに濃くなっているのです。
私の心に流れた曲にはこんな一節もあります。
『時の流れは妙におかしなもので 血よりも濃いものを作ることがあるね』
ただ単に時を重ねたからではありません、第1回からメンバーが出会った患者さん、お子さん、ご家族との時間が心魂の活動をより濃いものにしていると感じます。
それは血よりも濃い、まさに家族と呼ぶにふさわしい大切な出会いと時間であったのだろうと思えるのです。
心魂を待つ皆さん自身、平坦ではない日々をお過ごしのことと思います。その日々が少しでも緩やかにそして豊かなものになるよう心魂のメンバーは活動を続けていらっしゃいます。
皆さんの道がそうであるように、心魂が走る道も平坦ではありません。
5年前のあの日、心魂のような活動は日本には存在しなかった所からのスタートです、まさに荒野を走るかの如く今もなお走り続けています。
でもその道は希望に満ち溢れていると私は感じています。それはきっと皆さんとの出会いが心魂の行くべき道を示していると感じるからです。
これからも出会った皆さんで一緒に走っていきませんか?
私たちの想いも「こころん号」に乗せて!
(4枚目からの写真は創立後最初のデリパフォ・千葉東病院デリパフォより)
2018.8.18
『がんばれ共和国』愛知 おいでんほうらいキャンプ
(3人しか居なかった為、写真が殆ど撮れませんでした。ごめんなさい)
3年ぶりのおいでんほうらいキャンプ
3名で100分以上のデリパフォとなりましたおいでんほうらいキャンプは大盛り上がりで幕を下ろしました。
皆さんが物凄く楽しみに待ってて下さったんだな~‼‼
とあっという間に伝わって来ました。
リハーサルから沢山の方々が私達とずっと一緒に居てくださり、開演1時間前には既に椅子に座り始めるきょうだい児達(^o^)
リハーサルは開演の30分位前まで続きましたので、私達は頂いたお弁当に手をつけられずゼリーだけ口に流し込んで、着替え、会場に舞い戻りました。
本番の5時間以上前に機材の搬入に入ったのに、本当にギリギリだったな~
でも、ずっとずっと前から楽しみに待ってて下さった方々にいい加減なものをデリバリーは出来ません。
今の私達は共に生きた全ての魂とデリパフォをしているのですから。
先に天に戻った子ども達もみんな私達と共に在るのです。
ですからギリギリまで、納得するまで今日もリハーサルをさせて頂きました。
さあ、本番開始‼
2曲目では最高潮となりました\(^o^)/
あ~皆さんが一緒に
共に今を生きている
共に今を生きてる‼
幸せな想いで心が一杯。
昨日もお話した中神さんが嬉しそうで、それがまた嬉しい。
お父さんのような中神さんに癒されながらデリパフォをして行きました。
3人しかいないのに、果敢にも世界旅行も挑戦した本日のデリパフォ
「カリブ~‼」
と連呼する親子(^o^)
「うちの子リトルマーメイドが好きなんです~」
一方通行ではないこんなパフォーマンス、私達はずっと求めてきました。
100分もの時間
中弛みもせず皆で歌い
時に踊り
共に生きました。
最後には何人かの子達は照明に入り、皆の前で踊り、表現をしました。
前には来れなかった子達もみんな心が弾け、心の世界で自由に舞ってました。
本当にお幸せなお幸せな1日でした。
3年前は7名
今日は3名
でも、3年間で自分達がどれだけパフォーマーとして成長させて貰えたのかを強烈に実感した1日でした。
今日共に生きて下さった全ての命
今まで共に生きて下さった全ての命に心から感謝致します。
私達は皆さんと共に行ける所まで進みます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
2018.8.16
静岡県立こども病院
大会議室での1時間プログラム
心臓病の子ども達がいる病棟30分プログラム
心のケアをしている中学生への20分プログラム
内科系の子ども達がいる病棟25分プログラム
と4つのデリパフォをして参りました。
こども病院で病と戦う子ども達は子どもも親もギリギリの毎日です。勿論スタッフの方々も。
心魂ワークショップにこども病院で入退院を繰り返しながら歩んでるご家族がいらっしゃいますので、今日出会ったご家族の心情が以前よりずっとずっと近くに感じます。
私達のパフォーマンスからほんの少しでも生命力を得てほしい、心に笑顔を、と願って祈ってみんなと共に生きました。
ひとつ目のデリパフォが終わって次のパフォーマンスまでの間に売店に行くと、
『 あ、まーくんだ‼ 』
マスクをした男の子が声をかけてくれました。
『 ぼく、目を触ったら濡れてたよ 』
『 なみだが出たよ 』
『 いつか歌を歌いたい 』
と一生懸命話しかけてくれました。
ありがとう。本当に本当に嬉しかったよ。
まーくん、あなたから勇気をデリバリーして貰いました。本当に幸せだよ。
まーくん、出来る限り歌い続けるから、いつかまーくんに歌を届けに来てね。
まーくんの声にはあなたの想いも乗りました。
その声を、歌を、心を次は10日後に愛知の子ども達に渡します。
ぼくらはひとつ
今横浜に向かって帰っています。
渋滞が有るのではまる前に足柄SAでお食事。
静岡ツアーも毎日素晴らしい出会いに支えられました。各所で共に熱く生きて下さったお一人お一人に心から感謝致します。
本当にありがとうございました。
2018.8.4
『がんばれ共和国』しぞーかキャンプ
静岡にやって参りました‼
しぞーかキャンプは3年ぶり(*^^*)
初めまして❗の方々と
お帰りなさい‼の方々と
半分づつ位でしたが、皆さんとても温かく迎えて下さり、私達はと~~~っても幸せでした。
しぞーかキャンプは10周年です。
難病のこども支援全国ネットワークさんが各地で夏にキャンプを開催されてますが、気球や乗馬体験など各地で様々なイベントと愛が散りばめられたキャンプが行われています。
しぞーかキャンプの長、関口さんは心魂の活動を心底愛し、支えて下さってます。
どれだけ背中を押されたか計り知れません。
ボランティアの方々、ご家族の笑顔に力を一杯一杯頂くキャンプです。
今日は初めて2時間を越えるデリパフォをさせて頂きました。
みんな、おトイレ大丈夫か~い!?
って心配になる休憩なしのデリパフォ。
でも、皆さんがとてもとても素敵な心で私達と共に生きて下さり、あっという間の2時間でした\(^o^)/
いや~盛り上がりました✨
世界旅行スタイルや宇宙映像を見ながらのあなたへの贈り物など、3年間で私達が挑戦し、得てきたものをギュっと2時間にまとめてデリバリーさせて頂きました。
皆さんの笑顔に心一杯です。
皆さん、本当にありがとうございました‼
そして、10周年本当におめでとうございます‼
これからキャンプ恒例の乾杯があります。
明日は移動だけですので皆さんと語らって参ります。お幸せさまでした✨
難病のこども支援全国ネットワーク
https://www.nanbyonet.or.jp/
【 心魂ラボ・三浦万奈さんより 】
「夏休みも、子どもたちに会って、一緒に過ごしたいな」と思って、寺田先生に連絡したところ、静岡の活動に参加させていただくことが出来ました。
静岡ツアーの第1回目の公演は、「がんばれ共和国『しぞーかキャンプ』」でした。
10周年ということで、キャンパーの方々にとっても特別な日だと思い、私もその期待に応えたい!という気持ちで臨みました。
公演は私のバイオリンによる、ウェルカムミュージックからスタート!
私がお客さま一人ひとりの前で音楽を奏でることが出来る場です。ミッキーマウスマーチを弾きながら、障がいのある方々やご家族の間を歩くと、バイオリンに興味を持ってくれているのが、キラキラした瞳から感じられました。
また、バイオリン演奏の他にも、音響やデリデリをさせていただきました。
そして、特に印象に残り、皆さんに伝えたいことをここに残します。
公演後、障がいのある子どもを持つお母さんや、お子さんが天にかえられたお母さんとお話しする機会が与えられました。
これまで、寺田先生から障がいのある子どもたちとご家族の話を聞いてはいましたが、直接お母さん方から様々なお話を聞く中で、自分が感じたことのない悲しみ、しかし、未来に向かって進もうとしている姿、支え合う家族の愛が感じられました。
本当に、必死に生きている子どもたちは勿論、そのご家族の生き方をも守り、励まし、希望を与え続けていく必要があると思いました。
自分がこれまで見えていなかった、障がいのある子どもたちとご家族をとりまく社会をキャンプの参加を通してダイレクトに知ることが出来ました。
私にとっても、特別な日となりました。
やっぱり、子どもたちをはじめ、様々な方との交流が、私の心を温かくし、そこに創り出されている空間がやみつきになります。
そして、ありがとうの言葉、握ってくれた子どもたちの手の温かさが、私の原動力になります。
静岡ツアー、最後までエネルギー溢れるパフォーマンスを届けていきたいと思います!
2018.8.1
にじいろリングプロジェクト
熊谷でデリパフォをして参りました(*^^*)
今回のにじいろリングプロジェクトについて、少しご説明をさせていただきます。
にじいろリングプロジェクトは、熊谷市で活動している障がい児家族会「にじいろ」と熊谷市地域子育て支援拠点連絡会「くまっしぇ」が協同で行っている事業です。
子育て支援と障かい児家族会が一緒に事業することは、まだ珍しいかもしれません。
事業の始まりは、にじいろさんから障がいの有無に関わらず子どもたちが幼少期から関わり合える機会をつくりたいとくまっしぇさんに出向いたことがきっかけでした。
地域性や制度によって障かいの有無で子どもたちの育ちが別れてしまう現状があります。
それを何とか、お互いが慣れる場を作りたかったそうです。
1年目、2年目は、大人の意識を変えたくて「うまれる」「ずっと、いっしょ。」ドキュメンタリー映画上映会を開催されました。
あゆみはゆっくりでもひとり、またひとりと健常や障がいといった枠に囚われず心寄せてくださる方が増えたらいいなぁと思われて活動を継続されています。
そんな特別な会に私達は迎えて頂きました。
心魂メンバーに加え、ラボメンバー、ワークショップメンバーと合計29名のメンバーでデリパフォを行いました。
お客様も私達が知ってますだけで栃木、群馬、東京、神奈川と埼玉以外の県からも合わせて300
名近い方々がいらっしゃいました。
主催された方々の願い、祈りが少しでも形となるよう、開場直前までリハーサルを行いました。
小さいお友達みんな、90分を越える上演時間の間中舞台によく集中してくれました‼
歌い、体を動かし、リズムをとりました。
嬉しかったです。
熊谷の皆様、幸せな1日を本当にありがとうございました‼
次は3月に熊谷にやって参ります。
楽しみです✨
心魂プロジェクト
寺田真実