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2019年8月

2019.8.31

光明学園デリパフォ

社会人パフォーマー2期生 吉田夏希

まだ夢の中にいるみたいです!ずーっと夢だった、勤務校でのデリパフォデビューができました。


心魂との出会いは2017年7月でした。
初めて光明学園に心魂がやってきた日です。
いつもの体育館のはずなのに、まるで別世界。


歌、躍り、光、音、すべてが会場のみなさんの心に直接響いて、笑ったり、踊ったり、驚いたり、きょろきょろしたり、大きく口をあけたり、一人ひとりの素直な反応に身震いがする感動を覚えました。


ただただ圧倒されて、手拍子をうって見ているだけだった私。
その後も、心魂の公演を体験する中で


「私もやりたい!」


「心魂の世界に飛び込んでみよう!」


と決心し、社会人パフォーマー養成講座に参加し始めました。
公演日は、2学期が始まる直前。


どんな様子で来るかな。
どんな夏休みだったかな。


子どもたちと話したいことたーくさん!
きっと時間が足りないくらいだから、色んな思いをぜんぶ歌と躍りに込めて届けたい、子どもたちからも、受けとりたい。


なによりも、みーんなと一緒に心魂の時間を共有できる幸せを味わいたい。
そんな思いで今日を迎えました。


いよいよ開場!
一人ひとりに挨拶しながら


「今日は、私も出ちゃうかも?」


伝えすると、きょとん顔の子どもたち。
(保護者の方は大きな驚き!)
徐々に会場のみなさんが心魂の空気感に包まれながら、開演です♪


「世界旅行」というプログラムで、会場の方が国を選び次の曲が始まっていきます。
緊張すると思っていましたが


「次はどこの国?」


「どの子のそばに行こう?」


という楽しさ、嬉しさのわくわくドキドキが止まりませんでした。


当日のリハーサルで、私もステージ前方で踊れることが決まった曲がありました。


ライオンキングの「愛を感じて」。


目の前の子とはもちろん、ちょっと距離が離れた位置にいた子とも目線を合わせながら、気持ちを込めて踊りました。


ちょっと距離が離れていた子と終演後、その曲を話すと


「おもしろかった!なんかが届いたから」


と言ってもらえました。会場のみなさんにも、私を通じて「何か」が届いていたらそれ以上の幸せはありません。


子どもたちもステージ前にでて、心魂がアンコールとして歌った「希望の歌」を終えたあとで、さらに「アンコール!アンコール!!!」の声をいただきました。


保護者の方々も今日という日を本当に心待ちにしてくれていたのが伝わってきました。プロジェクターで海を写し出し、会場みんなで海のなかに入っているかのように
「アンダー・ザ・シー」を歌いました。


ステージは、保護者の方の思いもあって、体育館の舞台を使用せず、会場みんなが参加できるように、段差のないフラットなステージで見れるようにセッティングを行いました。


光明学園では、夏まつりの時にもそのような思いで会場作りを行っています。


光明学園の一員として、心魂の一員として、同じようなセッティングの会場を共有でき、とても嬉しかったです。会場みんなが自由に「海」の世界を踊って歌って公演が終了しました。


私にとって「今日」がとても特別な日になりました。


転校した子に再会できたり、「初めまして」の他校の子にもあいさつできたりもしました。


今日出会った子どもたち、
兄弟たち、
保護者の方々、
ヘルパーさん方、
同僚の教職員たち、


「今日」集まったメンバーで作り上げる公演は、何ものにも代え難く、大切なものがたくさん詰まっていました。来場されたみなさんにとっても貴重な経験として、思い出として、残ってくれていますように。


来場してくださった方々に、
心魂の方々に、
感謝の思いでいっぱいです。
先生として、ではなく、
ただただ楽しくて幸せな時、
来場された方々の心に少しずつ触れられた時でした。


明日への活力にします(^^)
ありがとうございました!


☆☆☆☆☆☆☆

社会人パフォーマー1期生 黒井良子

社会人パフォーマー
なっちゃんの職場光明学園へ!!


くたくただ。みんなと別れて大和駅から二俣川駅までの間またもや乗り過ごし、横浜駅まで行ってしまった。


誠心誠意出し切った。
そして、物凄く集中していた。


音響係二回目はこの前の水曜日茨城東病院で初めて今回は2回目、音だしのゆーみん、照明みさちゃんそして、音響の私だ。


2時間かかったこの前のセッティングから、なんと1時間でフルセットのセッティングを終えられた。反響のいい体育館はリバーブを使わない。


前回のみさちゃんの神の手は


ゆーみんの神の手に変わり、


出番の時は潤ちゃんまなちゃんゆいちゃんと音響や照明を変わってくれた。


音響をやらせていただけるのはとっても名誉なこと。ますみんは今後のためにとPAの操作盤や照明の機械の写真を撮っていた。


操作卓はまるで、体の心臓だ。


たくさんのコードにまるで、想いものせて、
スイッチをオンオフ。ボリューム調整をする。
だから、マイクの声と音楽が会場に綺麗に流れると、めちゃめちゃ安心する。


会場全体を取り囲む照明、音楽にあわせて歌!踊り!が見事に重なると、キラキラの魔法にかかった世界が出来上がる。


それを
嬉しいね!
素敵な笑顔!
楽しもう!!


と会場の隅から隅まで笑顔を届けるデリバリーパフォーマンス!!


曲の合間に私たちもその笑顔を共有したくて、こどもたちの元へ向かう。


光明の先生であり、社会人パフォーマーのなっちゃんが、それはそれはキラキラの笑顔で嬉しそうにこどもたちの間を飛び回っていた。


なんだか、仲間のその笑顔が本当に嬉しくて、こどもたちがどれだけ愛しいのか感じられた。
こどもたちの障害は様々でストレッチゃーに呼吸器を付けているお子様もいた。


そして、何より40日の長い夏休みの締め括りにみんなで心魂プロジェクトのパフォーマンスを見れた事をお母様たちがとても喜んでくださった。


心臓部は正確に発信することで、安心してメンバーさんのパフォーマンスが出来る。


そんな大事な部分を任せて頂いたこと、
信じてやらせていただけたこと、


これからの心魂の活動にどうしても役立てたいと思う。


これからも、みんなで色々なチャレンジをしながら、進めることを心から感謝したい。


社会人バフォーマーはこれからますますパワーアップしていくと思う。だって助け合わないと最高のパフォーマンスが生まれないことを知っているからさらに強くなる。


皆様とお会いできる事がますます楽しみです!!


☆☆☆☆☆☆☆

共同代表 寺田真実

特別支援学校として初めて有料公演のリピートオーダーして下さいましたのが光明学園さんでした。


子ども達の成長に負けないよう私達も成長し、お互いに成長を確かめあうのが毎年の行事のようになっています。嬉しいです。


今もまだまだ無名ですが、本物の無名だった時に私達を求め、支えて下さった方々です。


まーくん、待ってたよ❗


かずちゃんから貰った声が終演後も心に響いています。


明日は茨城でのデリパフォ。
光明のみんなから頂いたメッセージを持って行ってきます。


☆☆☆☆☆☆☆
海中映像 草地ゆき


2019.8.29

初代心魂キッズ団・結団式

ひとり参加できませんでしたが9名の心魂キッズとご家族、スペシャルサポーターの社会人パフォーマー1名、心魂キッズカメラマン1名が集い記念すべき初代の心魂キッズ団結団式が執り行われました。


病気と戦う子たち
きょうだい児たち
その子たちと共に生きたいと願う子たち


私達心魂の宝物です。
集ってくれたご家族も宝物です。


集った病気と戦う子達は
生まれて来たこと
ここまで育って来たこと
それ自体がオリンピックで金メダルをとるより遥かに難しいことです。


その子のきょうだいは様々な感情と戦いながらやはり困難な道のりをここまで進んで来ました。きょうだい児がこうしてキッズ団に入りたい❗と言う気持ちでいることも奇跡です。


その子たちと生きたい‼
と真っ先に手をあげる想いを持つ子がいることは希望です。


お父さん・お母さんも本当に凄い。
社会の宝物です。


☆☆☆☆☆☆☆
ようこそ、初代心魂キッズ団へ
私達は未来の子ども達が病気の有無・障がいの有無に関係なく生きることが出来るよう、社会を開拓する命の集まりです。


あなたの生きざまを通し
『 共に生きること 』
『 今を生きること 』
その素晴らしさを伝えて行くことを願います。


☆☆☆☆☆☆☆


そのメッセージをお伝えすると同時に有永より3つの約束を渡しました。


1. ここに来たくても来れない子がいる。
     みんなの代表だと忘れないこと。
2. ワークショップよりも厳しい要求をしま       す。しかしそれは嫌いだからではない。
  みんなが乗り越えられると信じるから。
3. それぞれが一番輝く道を探します。
    だから、他の人の歩みを気にしないこと。
  
6年目にしてやっとキッズ団が生まれました。
キッズ団は私達がひそかに生まれることを願っていたチームです。


私達のパフォーマンスを受けるだけでなく、共にやる子たちが生まることを常に願って来ました。


メッセージを受けとるだけでなく


メッセージを伝える側に回って欲しい


心魂の活動の入り口とも言えるワークショップメンバーが生まれました。
社会人の中にパフォーマーが生まれました。


そして、とうとうキッズ団が生まれました。

本当に本当に楽しみです。
ひとりひとり寺田との面談があり、その面談を通過した子たちです。


やるのか
やらないのか


本気か
本気じゃないか


心魂は大人だけでなく子どもたちにも必ず求めます。


その人の立ち位置
進もうとする方向
なにより覚悟


そこをシェア出来ること、幸せです。
病院から退院出来なくて稽古や本番に参加できないことも有るでしょう。


悩み
苦しみ
悲しみ


全ての感情を皆で共有しながら、私達は共に伝える側に回ります。


キッズ団のみんな、改めてどうぞよろしくお願い致します。


特定非営利活動法人心魂プロジェクト
共同代表 寺田真実 有永美奈子
心魂メンバー
ワークショップメンバー
社会人パフォーマーメンバー
心魂ファミリー
心魂ウイングサポーター
心魂の活動を愛し、支えて下さる皆様
写真 安田一貴


☆☆☆☆☆☆☆


【 意志を伝えることが難しい子ども達へ 】


初代心魂キッズ団のひとりひとりには、はっきりと私・寺田の意志を伝え、子どもに対してではなく、人と人として話をさせて頂き


本当に一緒に生きたいと思うのか


何故一緒に生きるのか


明確に聞きました。私は子ども時代に子どもだからとなめられるのが本当に嫌だったから。

ただ、いつか言葉で伝えることが難しくても
私達と共に伝える側に立ちたいと願う子が登場すると確信しています。


既に出会っている子の中にも登場すると確信しています。


言葉ではない形で受けとる意志に常に心を傾けながら私達は進んで行きます。


☆☆☆☆☆☆☆


キッズ団の活動は私達の新しい挑戦として、無償で稽古を進めて行きます。


心魂の無償の活動は過去5年間、初めて伺う病児・障がい児へのデリパフォがメインでしたが、今後はその予算を未来に向けた様々な活動に振り分けて参ります。
今後新たな取り組みも発表致します。


2019.8.28

茨城東病院

サポートメンバー 向谷地愛

まだ人気のない早朝から1日が始まるデリパフォ。いつもその日一日がどんなスペシャルな日になるか楽しみなのが、心魂プロジェクトの公演です。


本日のデリパフォの会場は、茨城東病院でした。心魂のデリパフォとしては今回4度目の訪問だそうで、心魂をよく知るスタッフの方が今回の公演を実現してくださいました。


わたしには4つ年上の姉がいるのですが、実は茨城のこども病院の看護師をしていることから、今回茨城という地で、また姉の職場と同じような環境の中でパフォーマーとして尋ねることに何か意味を感じていました。


そんな今回のデリパフォは、いつも主力メンバーとしていらっしゃる方々が少ない構成で、ベテラン勢の応援を受けて、今回それぞれがチャレンジする公演となりました!


私が好きなのは、会場へ向かうまでの車内での作戦会議です。今回、私はソロナンバーを初披露の日でもあり、昨夜は興奮してよく眠れませんでした。


ですが、作戦会議では、それぞれ一曲一曲に役割があって、そのパフォーマンスを通して観ている人たちの心を大切にしているところにあることを再確認できました。


そして、毎回違うチームで今日一日のデリパフォを創り上げる連帯感を感じることができました。今日一日のわたしの役割は何なのか、自分の足元をみて冷静にいられることができました。


わたしは北海道出身で(演目のソーラン節が大好き)、東京ではイッツフォーリーズというミュージカル劇団に所属しているのですが、改めて心魂と繋がり、活動に携わる一員でいることが現在に感謝です。


さまざまなご縁があってここにいますが、自分が大切にしたいと思ったものの先に、心魂との出会いがあるというのは、必然とも言えます。

今は、ただいることに満足するのではなく、わたしから何かを創造して、目の前の人に「present」することだと思っています。

今回は別作品で習得した三線の弾き語りを病棟デリパフォで演奏させていただきました。

心魂の活動では、わたしが今までパフォーマーとして意識してこなかった、目の前のいのちの重みや真に溢れる感情を「今(present)」という軸でともに生きる時間を過ごさせてもらっています。


次のデリパフォの日まで、どう子どもたちと一緒に過ごしたいかを練る時間も愛おしいです。

茨城東病院のスタッフの方々、デリパフォの仲間たち、そして、今日会場で出会った観客の方々に感謝して、また共に音楽を感じ、奏でたいです。本日はありがとうございました!!

チャレンジデリパフォ!

社会人パフォーマー黒井良子

会場温め係が断然得意な私が、今回初めて大事な音響を担当させてもらった。

ワイヤレスマイクは高額な貴重品


この前まで触らないようにと、言われていたものを今日はセッティングを頼まれる。


但し卓のベテランみさちゃんが一緒にいたから、やらせてもらえた。

PAからアンプまでコードをつなぐ
PAからマイクをつなぐ。

音が無事に出た時は思わずガッツポーズだ。
この時点で、自分は何をやるか分かっていなかった。いつもなら、会場温め係だ。

でも、今日はなんとなんとみさちゃんが照明と、音だしで、私は音響担当となった。

寺田さんからは
「今日上手くいかないと、次はないでしょうね。」と釘を刺される。

何気なくやっているように見えるマイクのonoffがこんなにも気を回さないと出来ないことなのか!!頭の中をぐるぐる回し、いつもよりもぐんぐんセットリストが進んでいく。

次は次はとやってくる。リハーサルでokでも、本番前にマイクテストをする

カラオケと客席とのバランスで、音量をあげるときがある。


客席の拍手と曲がずれそうなら
カラオケをあげる


元の音源が小さい時は
ボリューム大きめにする


ワイヤレスが混線したときは、誰がどのマイクを使ったかをチェックしてonoffを行う

MCの時はリバーブを切る。


コーラスのマイクも忘れずに!!


気まわしが山盛りだった。
それでも時々みさちゃんの神の手が横から、さっ!と入り助けてもらった。


しかも照明をやりながらだ!!
どんだけ広い視野をもってんだ!!


それなのにゆいちゃんのマイクの音だしが遅れた!!しまった!!


すると、隣の寺田さんが
深呼吸しろ!
とジェスチャーで支えてくれる。
スーハースーハー
落ち着け!自分!!
これ以上はミスはだめだ!!


その後予想外の対応もあった。
「愛ちゃんのマイクだ!」
みさちゃんが小さな声でいいながら、スイッチを入れてくれる。


ふぅー!!
助かった。


こんなにもチームプレイで卓を守っていたのか!!


しかも、卓についていても、会場を温める!!
これが出来たら最高じゃないか!


今回はメンバーさんのデリデリの様子を見させてもらう。
実にみんなバランスよく回っていた。
まるで、目が後ろについているようだった。


会場の隅の隅まで気を配る


これをみんなでやると本当に素敵な空間になることを学ばせてもらった。


もちろん大好物はデリデリ!!
利用者様と楽しむことなのだけど、色んな事が出来たら、もっともっと楽しめる!


一人一人が最高のパフォーマンスで、役割を果たして、会場が夢空間になるように作り上げられるようにしていたんだと、つくづくと感じた。


そうやって今日の
奇跡のデリパフォが完成した!!


まにゃのソロデビュー
愛ちゃんのサブリーダー
病棟へのデリデリ


終わってみると、たくさんのチャレンジングなデリパフォをみんなで作り上げられた喜びがいっぱいでした。


よーし!!次も目一杯笑顔を届けよう!!


2019.8.25

横浜単発ワークショップ

素敵な皆様が沢山いらして下さりNPO法人となってから初めての単発ワークショップでしたが、素晴らしい空気で開催出来ました。


毎月会うことでどんどん心の距離が近付いている定期ワークショップではなく、その日1日で目指すところまで行くことを目指す単発ワークショップでした。


心を解放し


心の交流を密にし


皆で重ねた心の大地の上に
パフォーマンスの柱を建てていく


心のポジションをもっとも大切にしている心魂プロジェクトのパフォーマンスです。

いらして下さった皆様の想い


迎えた社会人パフォーマーの皆の想い


それぞれが出会い、想いが重なりあい、化学反応を起こしました。


しあわせな1日でした。


共に生きて下さいました皆様、ありがとうございました❗

【心魂プロジェクト 横浜単発ワークショップ】に参加させて頂きました☺️

古川 結莉奈・古川 綾子

とにかく、「楽しかった!」に尽きます!


あんなに笑ったのは、何年ぶりだろう?ここ10年は なかったかも…?


ワークショップは、自己紹介、歌、リズムゲームから始まり、午後は グループに分かれて課題曲パート練習、発表 というものでした。


寺田さん 美奈子さん 始め 社会人パフォーマーの皆さんが 終始笑顔で 引っ張ってくださいました。


私と結莉奈は別々のグループになりました。
結莉奈と離れて他のお子さんとだけ一緒に遊ぶのは 初めてで、お子さんの表情を一生懸命読み取ろうとしている自分がまた新鮮で 楽しくて、お子さんもとても可愛くて、


ああ、きっと いつも皆さんは こうして結莉奈と接してくださっているのだな、とありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。


最後まで 歌やダンスには 恥ずかしさが残りましたが、練習から本番まで 笑いが絶えず 本当に楽しくて、

「皆んなで はじけた!やりきった!」

という感じでした。


結莉奈も 

「あっち!こっち!」

とバギーを押してもらいながらダンスをして、

「結莉奈 歌ったよー、楽しかったー!」

と顔を赤らめて 言っていました。

そして終わる頃には、
参加された1人1人のことが愛おしくて仕方なくて、また会いたいと心から思いました。

私の母よりお年を召した、でも1番パワーが溢れていた素敵なご婦人や、

「緊張してた〜」


と言いながらソロパートで皆んなを笑顔にしてくれた高校男子くん、


お嬢さんを数年前に亡くされて、目に涙いっぱい浮かべながら、でも優しい佇まいで柔らかな風を運んでくれたお母さん。


「一歩 前へ」と 力を振り絞り 勇気を出して参加してくれたお姉さん。


皆んな どうしてるかな…


心魂さんは、私と結莉奈にとって 特別な、大切な 存在です。


「ここに 来て いいのかな」


「ここに いて いいのかな」


いまだに そういう気持ちになってしまうのですが、


「ここに いて いいんだな」


と 心から思うことができる。
また 来たい と思う。


それは、心魂メンバーの皆さんだけでなく、参加した方 誰もが 笑顔で優しい気持ちになれるから。


きっと 皆んなが 皆んなを 愛おしく思うからなのかな、と思います。


一夜明けて、早くも現実に戻りバタバタとしていますが、あの、魔法にかかったような、あたたかく、幸せな時間を ぜひ 皆さんにも感じてもらいたい と思いました。


皆さん、ありがとうございました。

横浜単発ワークショップに参加して

 鹿嶋田 ようこ

私が心魂プロジェクトを知ったのは今年の7月です。「難病の子供支援全国ネットワーク」の会報誌の寺田さんの記事を読んで


「 この方に会いたい! 」


と強く思いました。そして、ネットで調べたら7/14に一般公演があることを知り、始めて公演に伺いました。


そして今回、単発ワークショップに参加させていただきました。まずは自己紹介から始まりました。


私は、17年前に難病で8歳の娘を天にお返ししました。


でも、そのことを話して良いものか自分の番が来るまで迷っていましたが、温かい場の雰囲気に包まれて自然と心を解放し、お話することができました。


すると、心魂の社会人パフォーマーの方々が皆んなで私のところまで来てくださり、

「 よく来てくれました! 」


と抱きしめてくれて…
普段、ほとんど泣くことのない私が癒されて、泣いていました。


皆んなの想いが通じて、信頼関係を築けるように午前中は、リズム遊びや、声出ししながらポーズを作ったり、コミュニケーションが楽しく取れることを寺田さんとみなこさんがリードしてくださる中、皆んなで行いました。


ですから、お昼ご飯を食べる時には、皆さんとすっかり仲良くなれて会場が温かい雰囲気になっていました。


自分が娘を天にお返ししたことを話すことは今でも場所の雰囲気などを感じで言えないこともあります。


そして強がっている自分もいます。


でも、心魂の中にいるとありのままの頑張らない自分でいられてとっても癒されました。

お昼休憩が終わると、いよいよチーム分けをして、アンダーザシーのミュージカルを皆んなで作りあげる練習に入りました!


皆んなで心を一つにして作りあげていく過程は、優しい想いでそれぞれが皆んなを受け入れる温かさで溢れていました。


「 皆んなで笑い、楽しみ、輝く 」


このワークショップはまさに、共に生きることからうまれる物がどれだけ大きな物かを感じさせてくれました。


チーム分けをする時に、りさちゃん(私の天にお返した娘)も一緒だよと言ってくださったみなこさん


円陣を組んだ時のかけ声を私にやらせてくださった寺田さん


たくさん話しかけてくださり、親切にしてくださった社会人パフォーマーの方々


そして参加者の皆さんにたくさんの優しい想い、温かさをいただき癒された一日となりました。


これから、今まで自分が経験してきたことを少しでも病児、障がい児、ご家族の方々のお役に立てるように成長していきたいと改めて思えた一日でした。


これから社会人パフォーマー3期生にも参加させていただき心魂プロジェクトの皆さんからたくさんのことを学びたいと思います。


こんなに素晴らしいワークショップに参加させていただきありがとうございました。


2019.8.24

社会人パフォーマー育成講座

前回の講座から1ヶ月半
皆で生きる時間・空間が大好き過ぎて私達には余りにも長い1か月半でした。


私達は家族です


同じ未来を構築しようとする家族


大人になってからこんなに大きな家族を作れるなんて私達は本当に幸せです。


社会人パフォーマーは心魂の未来に欠かせない存在です。


明日の単発ワークショップ、初めて寺田・有永と社会人パフォーマー1期生だけで実施します。


10月には寺田と社会人パフォーマー1期生だけで行うデリパフォも登場します。

来年にはそこに2期生が加わります。


1期生が輝いてるから2期生が集ってくれました。そんな2期生も輝く星たちです。


どこまでも進化する心魂の社会人パフォーマー、どうぞお楽しみに(*^^*)


2019.8.23

PVデリパフォ2019

【 みんなの真心で生み出す心魂の世界観 】
心魂を愛し、共に生きているご家族が8家族も集って下さいました。
今までこんなにもご家族の心模様が動画や写真で残ったデリパフォは有りません。
それぞれに心に抱える全ての壁を乗り越えて私達は全員で1日を生ききりました。
沢山沢山笑い、はしゃぎ、そして涙しました。
共に生きている
そして
共に生きていく
私達はひとりではない
そのことを全員で示した1日でした。
カメラマン2名、カメラ5台を使用した撮影は心魂ではかつてない規模です。
膨大な写真、動画の中から素晴らしい瞬間瞬間を少しずつご紹介させて頂きます。
宮地さん、安田さん、心から感謝致します。
ありがとうございます。
心魂のデリパフォはどんな空気感なの?
是非ご覧下さい。

 

PVデリパフォ参加者を代表して

千より

私は、産まれる前から心臓の病気があって今までに数回手術していて、調子が悪くなると、病院に入院して、回復すると退院する生活を続けています。今も、原因不明の痛みで入院をしています。


母からは、心魂のPV撮影があって観に行かないか、数日前より聞かれていたのですが、急に痛み出す痛みに気持ちも塞ぎ込みがちで。。。

当日も、痛みが強くて、母に「行くか、行かないか、自分で決めなさい」って言われて、行きたいが、かなりしんどいし、遠いみたいだし、すごく悩んで。


その時、母に「後で後悔しないように、しなさい。今決断しないで、後で、あれをやっていれば良かったと思うのであれば、行動を自分で決めなさい」って言われて。。。

痛み止めの薬もあるし、行くって決めました。

こんな感じの事をしていたら、遅れてしまって、会場に入った時はすでに始まっていて、まずい!内心 心はまずいなぁ〜と でも、そこは心魂のみなさん、温かく迎えていただきました。ありがとうございます。

前の席に座ってみんなと一緒にストレッチをして、歌が始まり、まず、母の涙腺が崩壊して、どんどん進むごとに自分の涙腺が崩壊し始めた。まずいなぁ。 


まーくん、

みーちゃん、

ももちゃん、

まなちゃん。


 みんなすごくって圧倒されて、近くに来てくれて恥ずかしいから泣かないふりをしたが、母にはバレててタオルで涙拭きながら、素敵な映像と音楽に癒されてました。


そして、エンデイングみんなで前に出て、一緒に歌いその時間を共にした。


前に出れない子がいて、まーくんの掛け声でみんなでその子の周りに行き、みんなおもいおもいにその子に寄り添った。


ここが、心魂の良いところ! 


一人一人、色々な病気や悩み、苦しみがあるから、他人を思いやれる。。。

 それってすごい事。


上手くいえないが、みーんなができることではない。


私もこの頃本当に原因不明の痛みに急に襲われて、ものすごく不安だし、痛いけど、周りを心配させてしまうのも、うーんで我慢していたけど、もう限界に近い。


そんな中での参加だった。

参加するって自分で決めて、参加できて本当によかった。一瞬一瞬を大事にしたいって感じさせる時間でした。



母より
本当に行けてよかった。

今日、病棟に行くと娘の部屋の方から

「ひとりじゃなーいひとりじゃなーー」

歌声が聞こえてきました(笑)


今回入院して、はや数ヶ月。。。

現状維持で落ち着いたら退院すると思っていたが、数ヶ月に一度の激しい痛みだった原因不明の痛みが、この頃毎日のように出てきてる。


先生方も一生懸命何が悪さしてるか、考えてくれています。。。


 でも、これだ!っていう手立てがないのが現状で、そんな中での心魂のPV撮影のお誘い。


娘が信頼している心魂、娘の塞ぎがちな気分を変えてくれる。そう信じて、

「しんどーい、痛い、辛い!」

って言っている娘に、声かけする自分。

私もそろそろこの長い見えない入院に少し疲れが出てる


痛い、辛い、気持ち悪いって訴える娘に何もできない自分。。。


何かを変えたい。


この機会を逃すと。。。


娘と話し合って、娘が出した結果で動こうと思っていた。悩み悩み続けて娘が出した結論。


「行く」


開演時間がギリギリの時間に到着して、やっぱり遅れてしまった。


遅れてしまったが、暖かく迎えてもらった。


娘が恥ずかしそうに前に行く。

仲間達が、よくきたねって口々に声かけてもらえる。一人じゃない、こんなにも仲間が娘と私達にはいる


歌が始まり、涙腺が崩壊した。

歌を聴いて、心が共鳴した。


娘が心配して後ろを向いて、笑顔、笑顔って自分のことだけ心配してればいいのに、母にもとっても優しい娘。


どんどん心が浄化されていく。

この空気好きだなぁ。


 色々乗り越えないといけないことや、頭では整理できない出来事、世の中の理不尽さを感じることも多々あるが、自分は自分でいいのだと思える場所。


心魂は、私達親子にとって素の自分を出して行ける場所。本当に素敵な出会いに感謝感謝です!


2019.8.19

特定非営利活動法人ぶるうみぃ

8月の関西ツアー最終活動日でした。
4度目となるぶるうみぃさんへのデリパフォ。

毎年夏に必ずお会いして4年目になりました。

顔見知りの子ども達は4歳年を重ねました


4歳年を重ねること、それは簡単なことでは有りません。私達が出会う子ども達にとって、それは本当に本当に凄いことです。


お母さん、お父さん、家族も本当に褒め称えられるべき方達です。


立てるようになったんです‼


去年は立てなかった男の子のお母さんが私達に伝えてくれました。


すご~い‼すご~い(^○^)


来年は歩きます🎵


そう言ってお母さんは帰って行かれました。
嬉しかった。


会場が小さく、天井の高さも程よく、海中映像も登場したデリパフォでした。


特別な歩みをしている皆様にとびっきり特別なパフォーマンスをデリバリーする。


それは私達の使命です。


熱く共に生きて下さいました皆様、本当にありがとうございました。


募金もありがとうございました。
大切に使わせて頂きます。


海中映像 草地ゆき


2019.8.18

大阪ワークショップ2日目

2日目のワークショップを無事に終えました。

関西で初めて行いましたワークショップ、参加される方はいらっしゃるのか、2日間でどこまで心魂らしいパフォーマンスになるか、不透明な部分が多いワークショップでしたが、流石関西❗


自分を表現するのに時間は全然かかりません。心魂に響かれる方々との科学反応は無限。

楽しい、濃厚な1日でした。
地方でも2日間有れば、響き会う方々とワークショップを通して心魂SING & BOND PERFORMANCEを生み出すことが出来ることが証明されました。


1ヵ月後、9/14に関西ワークショップメンバーと共に大阪一般公演を行います。
お幸せさまでした‼


2019.8.17

大阪単発ワークショップ1日目

関西初のワークショップは10:00~16:00まで行われました‼


初めて行われるワークショップとは思えないほどお互いの心の距離が近い幸せなワークショップとなりました。


今回のメンバーは1ヵ月後の大阪公演では2曲のデリパフォを行います。


涙あり笑いありの1日目を終え、明日は2日目。
どんな1日となるか、とても楽しみです。


☆☆☆☆☆☆☆
ワークショップ後には今ツアーには参加できませんが、メンバーの八田さんが会いにやって来てくれました。相変わらずの柔らかい空気でした❗(*^^*)


2019.8.15

西宮市肢体不自由児・者 父母の会

台風がどんどん迫って来る中、会場一杯の方々がご来場下さいました。


今日は2.3家族しかいらっしゃらないのではと覚悟していましたが、蓋を開ければ熱気むんむんの客席。


台風は迫って来る
朝の準備は急ピッチ


怖かったのは気持ちが急いたデリパフォをしてしまうことでした。


皆さんが楽しみにして下さり、台風迫る中いらっしゃって下さいましたので、時間に追われ過ぎず丁寧にやろうと話し合い本番に入りました。


きょうだい児が沢山参加してました。


彼らにいつも伝えたいのは
あなたは付き添いで来たのではない
私達はあなたにも会いたくて来た
と言うこと。


彼等の笑顔も、ご両親の笑顔も生み出したくて私達はこの活動をしています。

子ども達はそれぞれのタイミングで心を近づけてくれました。


私達だけが近寄ってもだめです。
お互いに心の距離を近づけれなくては。

一緒に声を出して歌う皆さん。
舞台に出てきて愛子ちゃんと踊る女の子。
涙しなが共に生きて下さったママ。


沢山のハッピーが生まれ、60分を予定していたプログラムは75分に延長して終わりました。


来年も❗


そんなお言葉を頂き、とても幸せでした。
主催 西宮市肢体不自由児・者父母の会
後援 一般社団法人 西宮市手をつなぐ育成会
ふたつの団体の皆さんがコラボレーションして私達を迎えて下さった公演でした。


台風がやって来る前には、皆さんは会場を後に出来ました。


幸せな1日でした。
お幸せさまでした✨


西宮市肢体不自由児・者父母の会Facebook
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=946479742357105&id=474186049586479
(とっても素敵なお写真をアップして下さいました❗ありがとうございます‼)


2019.8.8

にじいろリングプロジェクト

真夏日となった熊谷でデリパフォをして参りました。にじいろリングプロジェクトさんでのデリパフォは昨年に続き2回目。


重症心身障がい児者とその家族の支援を行い、住み慣れた地域で将来に渡り安心安全に暮らせる環境を創ることを目的に活動している特定非営利活動法人NPOにじいろさんと熊谷市地域子育て支援拠点連絡会「くまっしぇ」さんがコラボレーションして毎年1回行っていますにじいろリングプロジェクト。


予約開始から数日で300名の定員になり、締め切った今回の公演でした。


心魂メンバーは6名(有永・岩本・武田・高橋・寺田・中野)、社会人パフォーマー5名、心魂ラボ3名、合計14名が向かいました。


300名を3日で集めるにじいろリングプロジェクトさんに驚きですが、14名もデリパフォに向かえるようになった自分達にも驚きです。


にじいろリングプロジェクトさんは予算を多くご用意して下さいましたので、メンバーは前日入りし会場のセッティングを進めることが可能でした。


大きな会場でのデリパフォを成功させる為には前日セッティングは必須です。そうでないと付け焼き刃なデリパフォになってしまいます。


昨日は9時に会場入りしリハーサルを行い、本番に備えました。


開場前からロビーにはお客様が一杯。
顔見知りの車椅子の子ども達とご家族、くまっしぇさんからご予約されました赤ちゃんや未就学児を抱っこしながらいらした沢山のママ達。

一般的な公演に向かうことは難しい方々が沢山集って下さいました。


みんな仲間


心魂は勿論子ども達に向かい生まれた活動ですが、実はママ達に向けた強い想いがあります。

どんな家族も精神的支柱はママです。

ママの心にゆとりと笑顔があれば、子ども達は幸せです。


子どもの目と心を見ながら歌い・踊りますが、実はその横にいるママにパワーを送り続けている私達のデリパフォです。


70分で予定してました公演ですが、気が付けば85分越え(*^^*)


通常のデリパフォに比べますと断然賑やかな会場で物凄いパワーが必要でしたが、今後に向けて新たな課題を得たデリパフォでした。


300~500人の来場者レベルのデリパフォが増えて来ています。
私達への期待が大きくなってきています。


会場が大きく、人が多くなった場合でも私達が目指すデリパフォの空気を高いレベルでどうやったら生み出せるか。挑戦の日々は続きます。


にじいろさんは熊谷の中で重症心身障がい児者とその家族が社会の中で生きれるよう様々な取り組みを精力的に行ってらっしゃいます。

くまっしぇさんとのコラボレーションも本当に素晴らしい挑戦です。


にじいろさん、くまっしぇさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。


2019.8.3

がんばれ共和国2日目

メンバー2名
サポートメンバー1名
学生サポートメンバー1名
社会人パフォーマー5名
計9名で迎えたデリパフォ。


それはそれは熱い、皆さんの命がキラキラ輝いていた素晴らしいデリパフォでした。


キャンプは明日まで有りますので今日は長くは報告致しませんが、全員で共に生ききったと言って良い濃厚な95分でした。


笑いも涙も興奮も有る心のジェットコースターは無事に終点に着きました。


3年前より成長した姿を感じて頂けたことと思います。そして、今回頂きました想いを胸に私達はまた成長して行きます。


共に生きて下さった皆様、本当にありがとうございました。幸せでした。

がんばれ共和国あしがらキャンプに参加して 


昨年のクリフェスを終えて次の課題を考えた時、言葉で伝えることが苦手な私は


「自分の声でこども達に想いを伝えたい!!」

と思い、歌に挑戦することに決めました。
歌うならコレ!と以前から決めていた


「生まれてはじめて」(アナと雪の女王より)


こども達は通常なら生まれてはじめてをたくさん経験して成長していく。


けれど、私が関わっているこども達はいろんな理由からその経験が少ない。


生まれてはじめて、外に出る


生まれてはじめて、ご飯をお口から食べる

生まれてはじめて、お家に帰る

生まれてはじめて、おしゃれをする

生まれてはじめて、家族とお散歩に行く

生まれてはじめて、お出かけをする…

私達が当たり前のようにやっていること。
そのことをやるには、にたくさんのハードルがあり、たくさんのリスクがある。


その「生まれてはじめて」がどんなに貴重で奇跡なのかを日々感じています。


「生まれてはじめて」を共に味わうことができた喜び、幸せを伝えたい。そう思いました。


「生まれてはじめて」の尊さを初めて教えてくれた場所、それは大学生の時からボランティアで参加していたがんばれ共和国でした。


だから、がんばれ共和国で歌いたい!

と思うようになりました。
しかし、歌を勉強していなかった私にとってこの曲は難曲。挑戦して間もないころに体調を崩して社会人講座に出られなかった回があり、間に合わない!と焦っていた時、寺田さんからは

「 歌のソロは心魂のレベルを落とさないことが絶対に必要です。出れるレベルにならない限り出ることはできません。
どんな音でも安定して出せなければいけません。冷静に自分のスキルを見つめて、確実にレベルアップしてください 」


目の前にはドーーーーーンとてっぺんの見えない山。どうやって上ればいいのだろう。
メンバーさんのようにすごい声は出ない。

私にできることは…?


右と左もわからない私は、とりあえず、ありのまま全力でやろう!!


そうして望んだ社会人講座の個人発表。
毎月もらった課題をひとつひとつ、言われた通りにやろうと思い、必死で付いていった。

がんばれ共和国の前の最後の個人発表。結果は

「当日にオーディションをして決めましょう」

頑張って練習しよう!と思っていた最中、

人生で最も悔しい思いをした。


私の勤めている重心施設の私の受け持ちの子が、突然、天に帰った。


前日に日勤で受け持ちだった私はもっとこうしていれば、私が受け持ちでなければ…

自分が許せない、自分が死んじゃえばいいのにと思うほど悔やんだ。


それと同時に、家族のようにその子を愛していたことがわかった。その子に挨拶しにいくのが日常で、その子の全てが私に笑顔をくれていた。


その子が天に帰ったその日、生まれて初めてお家に帰り、大好きな家族と過ごすことができた。


その子のために歌おう。そうやって、悔しさで溢れた気持ちを前に向けた。


そうして迎えたがんばれ共和国。その子の写真を握りしめてオーディションに挑んだ。結果は

「出ましょう」


その子に、ありがとう!と心の中で叫んだ
リハーサルでは思うように歌えず苦戦し、本番中も本当に伝わってるだろうか??
カラオケレベルだと思われてるんじゃないか?と不安になったけど、

本番終了後、たくさんの方から


「良かったよ!」
「感動したよ!」
「すごかったよ!」


何人も声をかけてくれて、泣きながら伝えてくれる方も!
さらに、嬉しかったのは何人もの人が

「◯◯ちゃんが歌ってる時に踊りながら一緒に歌ってたよ!」


と教えてくれた。
一歩踏み出すのが苦手なその子が歌いながら踊ってくれたことがとても嬉しかった!!
その事を踊ってくれた子のお母さんに話すと、

「 この子達は真っ直ぐだから、真っ直ぐなものじゃないと響かないの。」


そう言ってくれた。

“真っ直ぐな想い”


それが私の強みでもあるんだということが今回の発表で初めて知ることができた。


真っ直ぐぶつかる、真剣勝負。


これからも真っ直ぐ子ども達と向き合っていきたい!!

じゅんがいたね

社会人パフォーマー・黒井良子より

わざわざ一番後ろの席を選んだおかあさんがいた。理由は知らなかった。
でも、はじめから泣いているお母さんを見て
あっ!泣きたいのかもしれない…。
そう思った。
泣きながら、みんなのあっちも、こっちもと、こどもたちの写真を撮りまくっていた。
その方のご自分のお子さんは、おそらく一番前のマットにいっているのかな…。
そんな風に見ていた。
まるで、社会人パフォーマー?!
って思うくらいのりのりで…。
ぐいぐいみんなの心を1つにする方だった。
「アンダーザ シー」
「ソーラン節」
辛いことも吹き飛びす位楽しんでくれた。
心魂社会人パフォーマーでもあり、がんばれ共和国のボランティアを務めるあかりん。
「生まれて初めて」
を歌うときは、立ちあがり、熱唱する女の子と一緒に立って歌っていた。
私も嬉しくて、一緒にに拍手して盛り上げた。
そして、寺田さんが最後の曲「よく来たね」を歌い出した時その方はふいてもふいても流れる涙は止められないくらい泣いている…。
やっぱり泣きたいんだろうな…。
と思って、何もいわず隣に佇んでいた。
ところが、寺田さんがつかつかと向かって来て、その方に手を差し伸べて一緒にスポットライトを浴びよう!
とばかりにぐいぐいぐいと前に歩いて行った。
そのとたんだった!
みんなのどよめきと共に近くでその様子を見ていた下河辺さんが声をあげて
「うわーんっ!!」
と泣き出した。
するとみんなみんな、更に、
声をあげて、肩を震わせて、
誰かに心を寄せて泣いていた。
パフォーマンスの力でおとなたちもこどもたちも、お父さんもお母さんも、みんなで、会場のみんなを包み込んでハグしているようだった。
1人じゃないんだ!
1つだよ!
だから、大丈夫。
そうやって日々のしんどさや悲しいことを乗り越えようとしているようだった。
本当に最後の曲は恒例の舞台をこどもたちに解放する。
待ってました!
と舞台はあっという間に埋まっていく。
そんな中で、自分の子どもは呼吸器が付いているから、みんなみたいに、行けないな…。
と思ったお母さん、ところが医療ボランティアさんが、チームを組んで抱っこで舞台に向かった!!1人残ったお母さんが目を腫らして泣いていた。
「もうなにがなんだか…。」
「分かります。分かります…。嬉しい…。」
なんてこった!
そこかしこに、素敵な物語だらけじゃないか!
楽しい時間はあっという間に終わってしまった。
終演後1人放心状態の男性がいた。
一番後ろの席で、肩を震わせて泣いていた方だ。
仲間が声をかける。
「じゅんがいたね」
「うんうん。じゅんがきてた」
そして、教えてくれた。
がんばれ共和国の医療ボランティアを20年やっていて、学生のときバディを組んでいたのが「じゅん」だったこと。
「じゅん」はみんなに愛されていたこと。
輝く星になったこと。
ああ…。
寺田さんは知っていた。
いやみんな知っていたんだね。
そして、心魂が「悔しい」と…。
こんなにみんなの気持ちをぎゆっと鷲掴みですよ!悔しいっす!悔しいなぁ…。
と話してくれた。デリパフォ中はノリノリで楽しみ、かと思えば肩を震わしてしまうくらい悲しみを表出する姿はまるで、感情のジェットコースターだっただろう。
私は会場の温め役のデリデリが大好物だ。
後ろの席は前との温度差ができがちだから、
誰もおいてけぼりにしないよう心掛ける。
でも、今回のこんな素敵な物語は語らずにはいられなかった。
奇跡だなって思う。でも、奇跡は偶然起きるものでなく、毎日の中にあるんだなって思う。
初めて参加した閉会式がこれまた素晴らしく
みんなが大切な時間を振り返る。
写真のスライドショーの中で飛びきりの笑顔がみんな弾けていた。
会場の遠くで泣いている女の子は初めての参加で出会えたボランティアさんとの別れが嫌だと泣いていた。
気がつけば心魂として参加したがんばれ共和国だったが、仲間として受け入れてもらえている温かさに私が包まれていた。
ありがとうございました。
また笑顔で会いましょうね!!

飯島さんと純一さんより

もうすぐ夏‼
我が家の一大イベント難病の子供支援全国ネットワーク主催
「 がんばれ共和国 」
初回の富士山麓から参加しているサマーキャンプまであと2ヶ月ない
「 楽しみだね~今年もプール入る?心魂さんも来るよ❗元気に行こうね♪」
と話していた矢先6月7日突然息子の純一が気管内出血による呼吸不全で亡くなりました。
数人の友人と連絡・Facebookで葬儀の前に息子に会いに来て欲しいとアップしました。
多くの方々が自宅に居る息子に会いに来てくれ思い出話し別れを惜しんでくれました。
そんな中Facebookで繋がっていた心魂の寺田さんから「 純一さんにデリパフォさせて下さい。
純一さんの好きな曲を是非 」と。
息子は寺田さんの胸に響く低音が好き美奈子さんの透き通った声が大好きでした。
ベットに横たわる純一に
「 アンダーザシー 」と
「 パートオブユアワールド 」
を歌ってくれました。
純一が目覚めるじゃないかと思うほどの歌声でした~純ちゃん良かったね~私家族も感謝感激でした。
日頃、物作りなどゆっくり出来ないお母さん達・子供達にも楽しい時間を過ごして欲しいと思い毎年キャンプでクラフト教室をさせていただいています。
純一に会いに来てくれた友人や子供達が純さんの居ないキャンプは嫌だなぁ…
飯島さんクラフト教室やって欲しい…
と言ってくれて、沢山悩みましたが少しでも必要とされているなら純一が居ないキャンプは辛くて寂しいけど、子供達に会いに❗お母さん達・お父さん達・みんなに会いにキャンプ行こう❗
そう決めてからはキャンプが楽しみになりクラフト教室の準備を進めました。
キャンプ当日お墓の純一に
「 今からキャンプに行くよ‼ 」
と伝え足柄に向かいました。
建国式・毎年キャンプでしか会えない仲間達・体調が悪く参加出来ないかもと言っていた子・昨年子供の通学で悩んで落ち込んでいたお母さん、皆元気に参加出来て良かった❗良かった❗
愛ちゃんのチョキチョキコーナーは少しだけお手伝い・座るのが苦手な子も頑張ってたね❗
素敵なヘアースタイルにしてもらって嬉しそう(*^^*)
夜のハワイアンコンサート・足柄ダンサーズも加わり盛り上がりました‼
2日目・クラフト教室
お母さん達はハーバリウム(お花の標本)作り
子供達・お父さん達はレザークラフト・しおりとキーホルダー作りみんな真剣に取り組んで出来栄え上々~素敵な作品になったね❗
お母さん達は自分の作品を見て凄く嬉しいそう♪頑張って準備して良かった‼
お父さん達が暑い中作ってくれたバーベキュー美味しかったね‼
プール冷たかったけど楽しかったね~
熱気球乗れなかった子は来年絶対乗ろう‼
皿回し来年は上手く回せるといいね❗
夜の心魂さんのデリパフォ
世界旅行に合わせての曲♪♪
子供達のキラキラの笑顔みんなが楽しく歌ったり踊ったり~
ソーラン節サイコー、私も楽しかった‼
その中に純一にデリパフォしてくれた曲の
「 アンダーザシー 」と
「 パートオブユアワールド 」
を続けて歌ってくれて…
堪えていた涙が溢れ止まらなくなってしまいました。
そして「 よく来たね 」で寺田さんが私を向かえに来て手を取られステージへ…
「 そう来たか…参ったなぁ~涙でぐちゃぐちゃだよ…でもありがとう 」
大きな声で誰かが泣いてる…
下河辺母だ(そんなに泣かないで…)
「 純もいたね 」 
って長くボランティアしてくれたマコちゃんも泣いてる…
みんなが純一を思い涙してくれたたくさんたくさん泣いてくれて本当にありがとうの気持ちでいっぱいでした‼
懇親会も心魂さんリクエストに答えてくれ
「アンダーザシー」
をまた歌ってくれてありがとうございました‼
みんなでハグして一つになった。
「 共に生きています 」
「 ずっと一緒です 」
って言ってくれてありがとう‼
純一が居ないキャンプあちらこちらに面影が…
正直辛くて悲しくて寂しかった。
でも純一はみんなの心に生きてるんだなぁーって思えた♪
頑張ってキャンプ参加して良かった‼
帰宅してからお父さんにキャンプであった事を報告~二人でずっと泣いていました。
がんばれ共和国の子供達・お母さん達・お父さん達・ボランティアさん・スタッフさんみんなみんなありがとう‼
たくさん泣かせてくれた心魂の寺田さん・美奈子さん・パフォーマーのみなさんありがとう‼
そしてこんな素敵な仲間に出合わせてくれた純一本当にありがとう~
これからも一緒に生きて行こうね♪     
       
かあちゃんより
( 写真は3年前の心魂を含め、懐かしく素敵な写真を飯島さんに選んで頂きました。)


2019.8.2

がんばれ共和国1日目

あしがらキャンプにやって参りました。
今日から3日間あしがらでデリパフォです。
今日はママ達の為のヨガとミニコンサート(*^^*)90分のプログラムを行いました。


自分の体の為に時間をとって欲しい


それは私達の切なる願いです。


皆で横になって目を瞑りながら聞くコンサート。ただただゆったりした時間でした。


夕食は茨城からやって来られたご家族とご一緒させて頂き、様々なお話をさせて頂きました。

夜のプログラムはハワイアンミュージックを持ってらっしゃった皆様と参加者による宴的コンサートでした(*^^*)


心魂の音響を使って頂き、照明も入れさせて頂きました。


踊る子ども
踊る大人
多数出没‼‼(^○^)


大盛り上がりでした。
その後は照明機材のセッティングと社会人パフォーマーのオーディション。


明日の本編にソロで社会人パフォーマーが登場します。


セッティングに時間を割けましたので、拘りに拘った照明と音響で明日に向かいます。