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台湾ツアー2019

台湾ツアー最後の病院デリパフォ写真

病院のカメラマンさんが写真を沢山撮って下さいました‼(*^^*)
顔出しオッケーの同意書も事前に病院の方で動いて下さり、本当に素敵なショット満載。
病室の扉を開けてもらう
椅子に座ってもらう
言葉ではなく
心で会話する
一緒に今を全力で生きる
30分しかないパフォーマンス時間、皆で思いっきり挑戦し、アクセルを全力で踏みました。
私達は昨日帰国しましたが、また来年向かいます。7度目の台湾ツアー実施は確定です。
2020はもしかしたら台湾に2回向かうかもしれません。
台湾 7.8回目の公演
ミャンマー 4回目の公演
あっという間に海外ツアー10回を越えていきます。もし100回を迎えることがあれば、信頼する次の世代で海外ツアーを実施してるのかもしれません。


2019.11.14

無事に台湾から帰国しました

先ほど無事に成田に着陸し、皆それぞれに家路に着きました。
思ったほど日本が寒くなくホッとしました。
何しろ全員がすぐにライブや学校公演と言ったそれぞれの活動に入りますので、気温差と疲れによる風邪をとても心配していましたが問題なさそうです。
16日間と言う2番目に長い海外ツアーでした。
応援して下さいました皆様、本当にありがとうございました。
心魂にだけでなく、それぞれに頂いたメッセージからも沢山のエネルギーを頂きました。
海外ツアーは言葉では勝負できないので、人が持つ内なる力で勝負できるかが鍵になります。


総合的な人間力


それを発揮出来るか出来ないか次第で
熱いデリパフォとなるか
寒いデリパフォとなるか
が決まります。


プロのアーティストとして
この活動のプロとして
寒いデリパフォは絶対に許されません。
皆、プレッシャーが有ったと思います。
沢山の応援が力になりました。
心から感謝致します。


結果的に来年は更に新しい資金的ご支援が決まりましたこと、来年も来て欲しいとの声が各地から涌き出ましたこと、そこに全ての答えが有ります。
皆で乗り切りました。
言葉で勝負しないパフォーマンスがどんどん進化しています。


☆☆☆ 坪井さん ☆☆☆
海外ツアーで切り込み隊長として毎回場の空気を割って、解してくれるのが坪ちゃんです。
心魂の海外ツアーに絶対に欠かせないパフォーマーです。ドラムの腕だけでなく、芝居力、巻き込む力、コメディセンス、本当にありがたい存在です。
それでいて自身がまゆたまのリーダーでも有るので、寺田の考えを阿吽の呼吸で理解してフォローしてくれます。
敢えて突っ込まれ役になり、カンパニーの空気を明るくもしてくれる坪ちゃんは万能型のパフォーマーです。
今回も本当に沢山助けて貰いました。


☆☆☆ 森田さん ☆☆☆
たまちゃんは全ての音楽の源となるところを担当しています。
心魂は客席のその瞬間の空気でテンポ感が変わりますし、私・寺田は会場の状況次第で囁くように歌ったり、ライオンの如く吠えるように歌ったりしますから、瞬時に対応が必要になります。
しかも言葉が通じない国でのパフォーマンスなので、繊細に感じながらのピアノ表現は本当に大変だと思います。
そんな中、今回も本当に素晴らしかった。
にじいろのごときピアノでした。
坪ちゃんとのWhat a Wonderful worldでは鳥肌が立ちました。
会場の空気を支配してました。
寺田さ~ん‼
といつもニコニコ呼び掛けてくれる愛嬌にも沢山沢山心を解されました。


☆☆☆ 小西さん ☆☆☆
歌・表現力ともに文句のつけようがないパフォーマーです。
普段は物静かなコニタンが、いざデリパフォが始まった途端に豹変し暴れます(*^^*)
取りつかれたように表現する様は仲間にもエネルギーを注入し続けます。
言葉が分からんからなんだってんだい‼
位の勢いで歌い・表現することで否応なく会場のボルテージが上がる。
私よりひとまわり以上先輩のパフォーマーが弾けに弾け、実力抜群でも謙虚。
今回も素晴らしかったです。


☆☆☆ 岩本さん ☆☆☆
前半に参加した潤ちゃんの歌声、特に圧倒的な高音、その瞬間に生まれる
うぉ~
と言うため息と歓声。
一声で有無を言わさず会場の空気を叩き割るような歌が前半戦の武器のひとつでした。
更に新パフォーマンス・ジャングルブックのナンバー・君のようになりたいもウェルカムの空気を作ってくれました。
坪ちゃんのマーチングドラム、たまちゃんのピアニカを引き連れて病棟廊下を練り歩くそのナンバーがデリパフォの導入にピッタリでした。
ここ数年、私の妻・有永は海外ツアーやデリパフォを控えています。
それは、みな子が居ないことでコアメンバーがナンバー2のポジションを担い、より心魂の芯に入るためです。
潤ちゃん・まなちゃんはかなり意識して、みな子のところをサポートしてくれました。


☆☆☆ 中野さん ☆☆☆
後半からやって来ましたまなちゃん。
様々な表現力を総合的に持ち、表現に対して心が柔軟な彼女が居てくれると、ひょんなことから新しい空気が会場に生まれます。
日本人学校ではフレンドライクミー(アラジン)、サークルオブライフ(ライオンキング)で美しく踊る姿に小学1.2年生は憧れの眼差しを送っていたのに、次のアメリカにマリリン・モンロー役で出てきて大人の女として話始めると、みんなが
???
になってました。
まなちゃんワールドに翻弄されまくってましたね(笑)
プロのミュージカル俳優は何にだってすぐになれる凄みを感じたことと思います。
最高でした。


☆☆☆ 高橋さん ☆☆☆
初めての海外ツアー、しかも心魂にサポートメンバーとして参加してまだ7ヶ月のゆいちゃん。
いや~、毎日頑張ってました。
周りは全員表現のもののけのような人達で、デリパフォの経験値も高い人達の中にひとりで入りましたから相当大変だったと思います。
右も左も分からない
でも有無を言わさず本番はやって来る
ただただ体当たりするしかない
その姿が心魂の最初の頃を見てるようでした。
初心
を思い起こさせる存在でした。
間違いなく表現力が上がってます。
クリスマスフェスティバル、どうぞお楽しみに‼


☆☆☆☆☆☆☆
6回目となる今回の台湾ツアーは更に更に進化を感じるツアーとなりました。
満を持して次の海外ツアーからみな子が復活します。ここから更に豹変して参ります。
言葉が通じない国で更に進化した表現力を国内の活動に送り込みます。
皆様、どうぞお楽しみに‼


2019.11.13

台北日本人学校芸術観賞

無事に16日間の台湾ツアー最後となる活動を終えました‼やりきりました‼


朝8:00に入り、再度音作りとリハーサルを入念に行い10:30からの小学部公演に備えました。
小学生の天真爛漫さ、パワーはやはり凄かったです。みんなが手を挙げて世界旅行の国を指したいんです(*^^*)
その積極性、大人になるまでお願いだから持ち続けて欲しい。そのまま大人に
そう願いました。
お昼休み後の中学部公演はしっかり思春期に入った子ども達の回でしたが、中3の男子が空気を作ってくれました。


『 自分の声を好きな人? 』


寺田が毎回各地で客席の皆さんに聞く質問
日本人の皆さんでここで明確に手を挙げる人は滅多にいません。


中学部に1人明確に
手を挙げる女の子がいました‼
素晴らしい‼
嬉しかったです。
本当に嬉しかった。


皆の前でひとりだけ明確に手を挙げることは容易なことではありません。
心魂は私達自身がファーストペンギンです。
誰かがやるから自分もやる
そういう活動ではありません。私達は常に最初に手を挙げる人を強く応援します。
スッと高く伸びた彼女の手の美しさ
とても大きな勇気を貰いました。


小6と中3が踊ったソーラン節。
みんな、よくぞ100分位のワークショップで覚えた踊りをキラキラに表現してくれました。
私達の祖国・日本の空気が郡舞によって体育館に登場される様は感動的でした。
台北日本人学校にやって来るのは5年目になります。1年生だった子は5年生になりました。
毎年大きなサポートを頂きながらやって来れるのは先生方のお陰です。
日本人学校の先生方はどんどん入れ替わります。そんな中、先生方が次の先生方に心魂の想いを伝えて下さり、また来年も‼とオーダーして頂き5年も継続させて頂きました。
今回の世界旅行、一番盛り上がったのは小学部・中学部共に先生方も加わって即興ダンスをして下さったアメリカのナンバーでした(*^^*)


まなちゃんの歌
コニタンのダンス


2人の世界に翻弄されながら、コニタンがその場で創作した振り付けを踊る先生方を見て、子ども達が本当に楽しそうでした‼
双方の良い関係が伝わる名シーンでした(*^^*)
その先生方と行われました懇親会
また来年も‼‼
と言って頂きました(^o^)


6回目の台北日本人学校芸術観賞、7回目の台湾ツアーを2020.11に出来そうです。
また、更に更にパワーアップして帰って来たいと思います。
台北日本人学校の皆様、本当にありがとうございました。
また、お会いしましょう‼
明日私達は帰国します。
明日最終の活動報告を致します。


2019.11.12

台北日本人学校ワークショップ

今日・明日と寺田の母校・台北日本人学校でワークショップと芸術観賞を行います。
寺田は5~15歳まで台湾で育ちましたので、台北日本人学校・高雄日本人学校・台中日本人学校と台湾にある全ての日本人学校で学びました。


2015年の台湾ツアーでは、その全ての日本人学校で芸術観賞を行いました。
日本人学校から頂きますサポートも私達が台湾に毎年やって来れる大きな要因です。
ありがとうございます。


先生方は3年で入れ替わって行きますので、毎年お別れが有りとても寂しいのですが、台北日本人学校で仲良くさせて頂いた先生方が日本で私達の活動にやって来て下さることも増え、何だかとても嬉しいです。
何しろ日本人学校の先生方は全国各地からいらっしゃいますので、北海道~沖縄・西表島までご縁が繋がっています。


今日は小6と中3へのワークショップでした。
明日の芸術観賞・世界旅行公演に彼らは出演します。
まなちゃん先生の元、皆で踊り狂いました‼
楽しかった~(*^^*)


皆頑張って振りを覚え、表現をしてくれました。明日が楽しみです
明日は先生方のシーンも用意してます。
ワークショップを終えて、明日に向けたリハーサルを行ってましたら仲良しの先生方が差し入れを持っていらしてくださいましたので、2名だけ先生方のシーンのリハーサルをさせて頂きました。先生が踊りますと、子ども達の喜びは半端ありません。明日も楽しみです。
8:30~20:15までの長い1日でしたが、濃厚で素晴らしい1日でした。
明日は台湾ツアー最終日‼
全てを出しきります。


2019.11.11

馬偕記念病院台北本院 小児病棟

5回目となる台北馬偕記念病院でのデリパフォでした。今日が1番!!


今年は初めて小児がんの子ども達のフロアにも来て欲しいと依頼が有りました。
しかも、前日に
嬉しいですよね。


信頼を重ねて来たんだなと思います。
小児がんの子ども達の階から始まりました。
どうかな?皆の心を解せるかな?


まず、マーチングチーム(坪井・中野・森田)が廊下を練り歩きながらウェルカムミュージックを行います。


閉じられた部屋の扉


その扉を開けてもらわなければなりません。
3人が愉快に演奏してる間に残りの3名でキーボードやミニドラムの準備、席の準備をして行きます。


どんどん扉が開けられ


子ども達、パパ・ママが顔を出しました。廊下に用意された席が少しずつ埋まって行きます。
するとコニタンのパントマイムが始まります。
風船や壁が空間に見えてきます。
最後に、パントマイムで扉を開けると本編がスタートします。
ミャンマーに引き続き今回も主力パフォーマンスのひとつとなりました
JOYFUL
映画・シスターアクトでも有名になりましたナンバーをファンファーレのように歌います。


ソプラノ 高橋
アルト  中野
テナー  小西
バス   寺田


の4声が廊下に響き渡ります。
看護師さんやお医者さんも輪に加わり大きな手拍子が廊下に生まれます。
一気に空気は暖められ、ご挨拶をし、声遊びをします。
皆で色々な声を出し、最後にはソーラン節の掛け声を練習します。

そしてそのままソーラン節へ‼


小西  ドッコイショ ドッコイショ
お客様 ドッコイショ ドッコイショ
小西  ソーラン ソーラン
お客様 ソーラン ソーラン
一気に日本に


中野さんが扇子を購入して日本からやって来ましたので、法被に扇子。
ザ・日本のパフォーマンスで会場がヒートアップしていきます。


そして、そのまま世界旅行へ
今回は3フロアに行きますが、全て各階30分の持ちタイムでしたので、用意した国は5ヵ国


アメリカ キューティーパイ(中野・小西)

メキシコ ラバンバ(小西)
雪の国  レリゴー・アナ雪より(高橋)
サウジ  フレンドライクミー・アラジン(寺田)
ウガンダ BABA YETU(全員)


子ども達やママ、お医者さんが次に行きたい国を指名し、各階とも3ヵ国の旅をしました。


最後には『 希望の歌 』 を


私達はまもなく日本に帰りますが
日本から子ども達の健康を祈ります
パパ・ママの心が守られるよう祈ります
職員さんが笑顔で働けるよう祈ります
とご挨拶させて頂き、各階とも大写真撮影大会になりました。
素晴らしい1日でした。


また、来年も‼


と熱く、強く言われました。
良かった~
肩の荷がおりました。


病院デリパフォは今日で終わりましたが、皆で話し合いながら、工夫しながら、アクセルを踏み込んだ毎日は本当に幸せでした。


明日、明後日は寺田の母校・台北日本人学校での活動となります。
台湾ツアーを完璧に終わらせるべく、皆で最後まで全力で走りきります。
お幸せさまでした‼


病院のホームページでも紹介されました。
http://www2.mmh.org.tw/childrens/Article/21048


2019.11.8

安南病院(台南)

当初今日は台南一般公演を行う予定でしたが、台南側で色々とあり、二転三転して病院デリパフォになりました。
海外の場合様々な方が間に入られますので、色々なことが起こり得ることを改めて学びました。


更に、朝になり特別養護老人ホームのお年寄りに向けたパフォーマンスをして貰えないか、と台南側の方から要請が有りました。
病児が3人しか居ないから
と言うことでした。


お年寄りに対して何も用意をしてない中で、いい加減なパフォーマンスは出来ません。
私達が活動する意義である、病児・障がい児に対しましては様々なことに挑戦して来ましたので、大概のことでしたらニーズに即お応え致しますが、そうでない場合はそうはいきません。
プロとして準備が足りてないものを行うことは許されませんし、レベルの低いパフォーマンスを行うことは、今まで共に生きた命に対しても失礼です。
少人数の病児とご家族にパフォーマンスをすることだけに集中させてくださいとお話し、老人ホームの方はお断りさせて頂きました。
私達のような活動は何でも対応してくれるだろうと思われますが、仲間を守る為にも私・寺田は出来ないことははっきり出来ないとお伝えします。
さて、そんなわけで二転三転どころかグルングルンでたどり着いたデリパフォ。
大きな病院でスーパーアットホームなデリパフォとなりました。
それで、良いのです。
私達は人数や規模でデリパフォを選ぶことは有りません。
私達のパフォーマンスを本当に必要としている子ども達に会うためにこの活動をしています。


中野さんも加わり、新しいデリパフォがスタートしました


歌が好き‼

と言って台湾の歌を歌ってくれた女の子


バーバンバンバ
とラバンバを一緒に歌ってくれた男の子


声につられてニコニコやって来て下さり、最後まで空気を作ってくれたお母さん


どなたかのお家にお呼ばれしたような体温の近いデリパフォでした。
台南の活動を終えて明日には台北に戻ります。
10日経って全員疲れが出てきています。
明後日はしっかり休み最後の3日間に備えます。


2019.11.7

成功大学病院小児病棟

台南で初めて病院デリパフォを行いました!


過去、台湾で病院デリパフォを行ったことが有る都市は台北・新竹・高雄・台東の4都市のみ。
親日家がとても多い台南にやって来ることが出来てとても嬉しいです。
私達を初めて迎える場所ですので


『 演奏?どんなものなの? 』


と恐らく疑心暗鬼で私達のことを迎えられたのだと思います。
リハーサル時間は無く
機材をセットしたら本番‼
そんなデリパフォでした。
岩本さんや社会人パフォーマーの蔵松さんが帰国し、成功大学病院のデリパフォは5人でのデリパフォです。


必ず頭にやっていた4重唱が出来なくなったり、客席から『 お~! 』と必ず唸り声が聞こえていた岩本さんのソロ曲が無くなりましたから、ツアー初日のつもりでセットリストを組み直し、前日夜のミーティングで話し合いを行いデリパフォに向かいました。
最初は固く入りました。
このままでは演奏を楽しむ空気にならないと感じた坪井さんがリズム遊びで、寺田が声遊びで会場を解していきます。
それに呼応するように小西さん・森田さん・高橋さんが会場の空気を動かします。
今回の台湾デリパフォでは、無理に子どもに向かい過ぎず、明るい空気を出されてるご両親や職員さんをまず私達の世界に巻き込むことに力点を置いています。
今日も素敵な空気を出しているお父さんにまずムードメーカーになって頂きました。
徐々に会場の温度が上がっていきます。
やがて、違う病棟に入院されてるおばぁちゃん達も集まってらっしゃいました。


そして今回挑戦している
皆さんの国の歌を私達に聴かせてください!


では、婦長さんがリードされてお客様が私達に台湾の歌をアカペラで歌ってくれました。
いいね~‼
会場の空気がどんどん変わっていきます。
そして、坪井さんの打楽器の国ではとうとう子ども達が笑い始めました


坪井さん、やるな~‼
おばさん、おばさん、大変だ!
小西さんと寺田で初挑戦のお祭りマンボでも笑いが(^o^)
台湾は日本が統治していた時代があり、南の方に来るといまだに
おじさん
おばさん
と言った日本語が使われています。
寺田のおじさん
小西さんのおばさん
大笑いでした!


色々な感情を生み出したい
病院の中の空気を動かして
新鮮な空気を入れたい
それが私達心魂のデリパフォが願うことです。
大盛り上がりのデリパフォを終えると、車椅子の女の子がドラムを叩いてみたいとリクエストして来ました


坪井さんが補佐して女の子がドラムを叩き始めると、すかさず森田さんがピアニカで即席メロディを流し、セッション‼
女の子の笑顔
お父さん・お母さん・おばあちゃんの笑顔が咲き誇りました。
日本にいる友人たちのことを想う瞬間でもありました。


その後はひと部屋だけ病室デリパフォを行いました。
心が閉じていて、デリパフォにはやって来なかった女の子の部屋でした。
私達の音楽は確実に届いている場所
婦長さんが、『 行って欲しい 』と伝えて来られました。
5分くらいミーティングをし、まず坪井さんと森田さんの演奏を2曲行うことにしました。
リズム遊びも(*^^*)
その間に寺田は彼女の表情と心に目を向けながら、何の曲を歌うか考えていました。
坪井さんと森田さんが病室の空気を動かし、彼女の表情が解れて来ました。
ディズニーは好きかい?
うん、と小さく頷きます。
そうか、ではディズニーの曲を2曲、あなたにプレゼントするよ
と言って、小西さんのSO CLOSE(魔法にかけられて)と寺田のフレンドライクミー(アラジン)を歌いました。
彼女と私達はハイタッチしてお別れしました


7人から5人になり、大丈夫かな?
と思ったデリパフォでしたが、全員が更にアクセルを踏み、心を解き放ち、素晴らしいデリパフォになりました。
また、来年も来てください‼
熱く言葉を頂きました。
来れるか来れないかは予算のことなどもあり、何とも言えないのですが、とにかく
また、来て欲しい‼
と思って頂くデリパフォを行うことが私達の使命です。幸せな1日でした。
夜には中野さんが無事に日本からやって参りました(*^^*)良かった~
6人体制となります。
夜にミーティングを行いました。
台湾ツアーも16日間中9日間が終わりました。
今のところ全ての活動で手応え十分です。
海外ツアーでも次なるステージが見えてきました。嬉しいです。
来年春に台湾に単発でやって来るかもしれないお話も舞い込んで来ています。
来年はもしかしたら台湾・ミャンマー・台湾と言う海外ツアー3回の年になるかもしれません。


2019.11.5

天母特別支援学校

社会人パフォーマー 蔵松美沙

台湾のデリパフォに社会人パフォーマーで初めて、参加させて頂きました。
今日伺った特別支援学校は、今年で2回目。昨年の公演を覚えている子どもたちもいました。


リハーサル中も、遠くから「何の音だろう?」と興味津々で見つめていたり、
リズムにのって身体を揺らしたり、
メンバーさんの動きを真似をしてみたりと、公演が始まる前からワクワク感が高まっているようでした!


音が苦手な子どもたちもいるようでしたが、リハーサルから細かく話し合いをされていたたまちゃんとつぼちゃんのウェルカム演奏で、子どもたちも少しずつ慣れて、
あっという間に会場中が手拍子の音に包まれノリノリでスタート‼️
昨年とは違う世界旅行デリパフォ。


まずは日本からスタート!


まーくんとコニタンの熱い歌声に会場の温度も上がっていきます!!
さぁ、次はどの国に行く?
地球儀を持って選びたい人?と聞くと、キラキラした目で子どもたちは手をあげます。


ケニアに行くよ!
まーくんが歌い、つぼちゃんがドラムを持って客席へ
すると子どもたちもグーっと引き込まれていき、会場はサバンナの世界に。


メキシコではコニタンと一緒に会場から掛け声も聞こえ、ノリノリで踊り出す子どもたちも現れ、みんなで弾けて楽しみました♪
潤ちゃんの歌声が会場の隅々まで響き渡り、スペインの世界がみんなを包み込む。
子どもたちもじーっと見つめて、聴き入ります!


アメリカではゆいちゃんの歌声にニコニコ笑顔、ちょっと照れ顔、ノリノリで身体を動かすなどそれぞれに音楽を感じる姿があちこちに


よし、みんなでカリブへ行こう!
子どもたちも拍手してくれたり、手を振ってくれて、一緒に海の世界で歌って踊ってみんなハッピーに♪
言葉を使わないリズム遊びも
子どもたちは上手につぼちゃんの叩くリズムを聞いて手を叩き、見事にリズムを合わせることができました!


そして、初登場の日本。
初めて聞いた子どもたちがほとんどでしょう。日本の音楽に子どもたちも先生たちも、一緒に手拍子をして楽しんでくれていました‼️
1ヵ国ずつ旅をする度に会場の温度もグングン上がり、
ラストの曲も子どもたちは目を輝かせながら
、メンバーさんとノリノリで踊る‼️‼️
終演後はキラキラの笑顔で「バイバイ」と手を振り、ハイタッチをしていく子どもたち。


「楽しかった~♪」言葉は分からなくても伝わってきました!


「你好」「謝謝」


子どもたちに私が話した中国語は、この2つだけです。
日本にいる時には言葉が通じないデリパフォにわずかに不安はありましたが、子どもたちに出会った瞬間にそんなことは忘れ、

「你好」
と手を振ってお迎えすると、笑顔で手を振り返してくれる。
公演中も握手をしたり、リズムにのって一緒に身体を揺らしたり、ハイタッチしたり…


「謝謝」


と帰っていく子どもたちに手を振ると、キラキラの笑顔のプレゼントを渡してくれる
言葉が通じなくても
言葉を使わなくても


「会えて嬉しいよ!一緒に楽しもうね♪」
「楽しかったね!また会おうね!」と


心からの想いを自然と伝えていた私がいました。
今まで経験したことのない、新しい世界をみせてくれたみなさんに
そして、一緒にこの時間を過ごし、楽しんで下さったみなさんに感謝しています!
本当にありがとうございました!!


☆☆☆☆☆☆☆
寺田より
岩本さん、蔵松さんはここでツアーを終えて帰国します。素晴らしい毎日でした。
毎日手応えが有るデリパフォでした。
特別支援学校のデリパフォを終えてホテルに帰り、フロントに預けていた荷物を一旦受け取り、台南のデリパフォに必要なものだけにまとめ替え、使わない荷物はまたフロントに預け、私達は近くのお店で乾杯をしました。
台湾ツアーが毎日手応えがある
昨年のメンバーから始まった奇跡
その瞬間に花火を打ち上げ、会場に化学反応を起こしていく仲間に本当に感謝です。
また、今回6箇所の活動を資金的にバックアップして下さる旭日ロータリークラブさまに心から感謝致します。
来年も来てくださいね‼
毎箇所で言われるようになりました。
お金の問題が有りますので、私は
嬉しいです
としかお応え出来ませんが、是非7回目の台湾ツアーを実施したいと願うここまでのツアーでした。
先に帰国する共に生きたお二人に改めて感謝致します。
残った5名は19:11台北発の新幹線に乗り、21:11に台南に到着しました。
まず1日しっかり体を休めます。
台南で病院デリパフォを2日間行います。
入れ替わりで中野さんが日本からやって来ます‼(*^^*)
またガツンと進みます。
応援、どうぞ宜しくお願い致します。


2019.11.4

国立台北芸術大学

台湾の中に我々のような活動を行う芸術家が生まれて欲しい・・・と願い、昨年に引き続き今年も台北芸大にやって参りました。

昨年はワークショップでしたが、今年は私達のパフォーマンスを体験して頂きました。
大学時代から今に至るまでのお話もそれぞれの自己紹介に入れさせて頂きました。
プロのアーティスト達が始めた活動
子ども達に会いたいと思うアーティストが集い、育んで来た活動
それが心魂です。
我々の腕がアマチュアではないことを芸大生に明確に示さなければいけません。
それがしっかり叶い、学生達も大いに心を解き放ってくれた90分でした。


世界旅行


として初めて私達がコールしたら彼らが台湾の曲を私達に歌ってくれると言う挑戦もしました。凄く盛り上がりました。
私達のパフォーマンスの先に病児・障がい児の姿を見てくれたなと感じる時間でした。
台湾に来て4日間の活動は毎日素晴らしいデリパフォになっています。自分たちの成長を強く感じることが出来る日々です。
毎晩ホテルのカフェエリアで行うミーティング、その日のことを皆でワイワイお話しながら食べる夕食、本当に毎日が最幸です。
明日の特別支援学校デリパフォで丁度半分となります。潤ちゃんと社会人パフォーマーのみさちゃんは明日で終えて日本に帰ります。
毎日手応え抜群だった前半戦を綺麗に終わりたいと思います。


他の5名は終わったら台南に向かいます。
明後日にはまなちゃんがやって参ります。
お幸せさまでした‼


2019.11.2

台北一般公演

2回目となる台北一般公演も素晴らしいひとときとなりました。
辛さんが私達をバックアップして下さることがなければ16日間・7名での台湾ツアーが実施されることは有りませんでした。
1人の想いがロータリーの皆様に伝播し、そして流れが生まれています。
パフォーマンスを通して私達からの感謝の想いをお伝えさせて頂きました。
本当にありがとうございます。


明日は休日。
しっかり休んで次の活動に備えます。


一般公演を開催致しました辛さんのお店
https://www.facebook.com/tokyosaikencha/


2019.11.1

台湾大学児童病院

台湾唯一の子ども病院にとうとう行って参りました。コーディネートして下さっている辛さんが私達が繋がるべき所への道を沢山用意して下さってますが、今日もそうでした。
国立と言うことで、かなりお堅い可能性が有るとハードルをかけて私達は病院に入りました。
10:00~10:25 5階  イベントルーム
11:00~11:25 12階  ナースステーション前
11:35~12:00 12階  ナースステーション前
お昼休み
14:30~14:55 13階  ナースステーション前
4回のデリパフォでした。


9:00入りして機材をセッティングして
『 さぁ、行くぞ! 』と思ったら


大きな音が怖い


起きたばかりだから
と言った理由で子ども達がひとりもやって来ません。困りましたが、こんな所で引いてる訳には行きません。


キーボード→ピアニカ
ミニドラム→マーチングドラム


に変更し、曲もその場で決めるような形で、病室デリパフォに向かいました。
いや~仲間の頼もしいこと
どんな状況でも何とでもします。
各階のデリパフォもとても盛り上がり、最後にはとうとう『 アンコール‼ 』も頂きました。病棟廊下でデリパフォでは非常に珍しいことです。
去年の台湾ツアーから私達自身の成長を強く感じます。自分たちの世界観の中にしっかりみんなを誘うことが出来るようになりました。
自分で自分たちの成長を感じれること
こんなに幸せなことは有りません。
明日は台北一般公演です、行って参ります‼


2019.10.31

新竹馬偕記念病院小児病棟

本日は7時にはホテルを出て、新幹線に乗り新竹に向かい、セッティングをしたら音あわせもリハーサルも出来ずに、そのまま9:30にはパフォーマンス開始と言う日本では有り得ないデリパフォでした


病棟廊下で70分のデリパフォ、新幹線での移動中に声を起こせる訳もなく、リハーサル無しで朝から歌うと言うのはかなり歌い手泣かせなスケジュールなのですが、素敵な滑り出しとなりました‼


シャイな子ども達が多いのが、台湾のパフォーマンスの難しいところなのですが、新竹には社会人パフォーマーにすぐ入れるようなテンションが高く、愛に溢れる職員さんがいらっしゃいますので、ツアーの頭の方にこの病院に来たいと思い、お願いしました。
海外では特に最初のデリパフォがグッと盛り上がり、空気を掴めるとメンバーが精神的に落ち着き、心に余裕が生まれます。


最初を新竹にして大正解‼


敢えて今年はナースステーションを舞台側にして、明るく・盛り上がる職員さんの表情を背景にさせて頂き本編を行いました。
病院職員の皆さんが会場の温度を上げて下さいましたので言葉が通じない国の病棟廊下で70分の世界旅行と言うデリパフォはあっという間の時間で、良く盛り上がりました(^o^)
私も選びたい‼
と手を挙げる子ども達も沢山現れて、本当によかった~
明日は台湾大学病院と言う堅そうな病院の小児病棟に初めて向かいますので、今日の反応を見ながらホテルに帰ってミーティングを行います。
お幸せさまでした~